何かがおかしい

昨日、新潟ユニゾンプラザで研修会の講師を務めた。
講習会が終了し、スタッフと一緒に駐車場に出たら、彼の車の側面に引っかき傷が付けられていた。
福祉関連が入るこの施設の駐車場でこんないたずらがされるとはなんとも情けない。
車の引っかき傷といえば、メルセデスに乗っていたときは当たり前のように付けられた。
ほんのちょっとした間に付けられる。
傷をいつまでもほっておくとまたそうしたいたずらを誘発するので板金塗装に出すのだが、結構な費用がかかった。
今はホンダに乗り換えたのでそうしたいたずらは無くなった。
なんだか人間の心が貧しい。
メルセデスに関して言えばエンブレムを取られたり、さまざまないたずらが行われたが、警察に持ち込んでも「なにかうらみでも買われているの?」と逆に言われたのでそれ以降は相談にも行っていない。
我が家は毎週金曜日には日帰り温泉施設の「いい湯らてぃ」に行く。
そこでの楽しみは湯上りに雑誌「BePal」や「山渓」を読むことだ。
最近、雑誌は自分で購入しないで大抵こうした公共施設で読むことにしている。
ところが先週温泉に行ったら雑誌が無い。
帰りしなに会計カウンターで最近「BePal」は買うのを止めたのかとたずねたら、ため息混じりに「また無くなっていますか」と答えられた。
最近、雑誌を勝手に持ち帰る客が後を絶たないのだという。
「そういえば…」と帰りの車中、妻が口にした。
「局に置いておいた『新潟の建築家14人』も無くなったんだよね。」
私が妻の勤める郵便局に寄贈した本が無くなったと言うのだ。
局のハンコもばっちり押されている本を自宅に飾る人はいったいどういう精神構造をしているのか。
先日、隣家にどろぼうが入った。
我が家の留守中にウッドデッキの鉢を吊り下げるための針金が悪戯されていた。
携帯には毎日のように警察から不審者情報メールが飛び込む。
 
ここ数年の間にずいぶんこの田舎町も治安が悪くなった。
人の心が荒んでいる。
何かがおかしい。
カテゴリー: つぶやき パーマリンク

コメントを残す