ドイツ気象局が予測を終了、これからはスイス気象庁で

事故現場では10Sv/hという、ほぼ核燃料が露出しているのではないかと思えるような高い線量を示す場所が至る所で見つかり、とても東電や政府が言っているような安定的な状態とは思えません。
露天に核物質が有るような状況の中で、放射能を封じ込めるなどという計画すらまともに信じることも出来ない国民がほとんどでは無いでしょうか?
依然、放射能の塵は全世界に撒き散らかされていますが、爆発当初と比べたら相対論としてごく僅かであるということで、絶対値的に言えば私が住む新潟だって絶対に安全とはとても言えないでしょう。
この度の水害で妻の実家の田んぼの多くが流されてしまいましたが、わずかばかり取れるであろう米もセシウム含有の可能性は大きいものと思われます。

そんな中、昨日でドイツ気象局による福島第一原子力発電所事故の放射能拡散予測の発表が終了しました。
政府がまともな情報を出さない中において、外出や空気の入れ替えをこの予測を見ながらやっていた私にとっては大きな痛手です。
ドイツが予測を止めた理由は幾つか挙げられていますが、やはり政治的配慮が大きいようです。
日本政府がやっていない予測を他国が行うことは如何なものかという事でしょうか。

考えてみればごもっとも。
自国民を守るのが政府の役目。
それすら行われていないこの国のあり様は一体どうなっているのか。国税で開発したSPEEDIはまったく国民のために使われることも無く、気象庁による放射性物質拡散予測もあるにはありますが、とても素人に注意を喚起する目的とは思えないお粗末なもの。
大手メディアだって気象予報士がこの気象庁の予測を噛み砕いて説明すれば良さそうなものですが、それすらも行われていません。

結局、家族の安全は自分で判断して守っていくしか無いようですね。
ドイツ気象局にかわる予測をスイス気象庁が行っているとツイッター情報。

こちらは日本時間も示されていてわかり易いかもしれません。
10m、500m,1500m毎の放射能粒子の拡散予測が色分けされています。
そのほかにも風向き、降雨予想、温度分布などがフラッシュ動画で示されており、とても判り易い。

これは毎朝チェックするページの一つに加わりますね。

日本は優秀な国であると受けてきた教育が揺らぐこの頃です。

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