昨日、建築の夜間授業を終えた後、下田の妻の実家に行く。
今朝、ビールの仕込みの為の湧き水を汲む為だ。
仕込み水を汲んだ後、午前中はビールの仕込み。
夏の盛りにやったら温度が高すぎて発酵してくれなかったから、今回は上手くいってくれると良い。
ちょっと早めに昼食を食べ、新津美術館に妻の妹たちも連れて行く。
美術館は学割が効くのを忘れていた。
私は放送大学の学生にもなっているので、一般の900円ではなく学生として500円で入れたのだ。
同じく放送大学を受講している妻はしっかり500円で入場した。
まあ、しょうがない。
それでも基調講演は無料だからいいやと思っていた。
ところが期待していた基調講演は事前の予約が必要とのこと。
仕方が無いのでキャンセル待ちをすることになる。
2時の公演時間まで展示を見た。
展示のほうはもっと大規模なものを期待していたのでそれほどではなかった。
時間になったので会場にいくと、椅子は空いていてすんなり入れた。
バウハウス・デッサウ財団の財団副館長の話を聞きながら、ドイツを訪れたときのことを思い出した。
いま、スライドで説明されているバウハウスとその建築にはすべて直に触れている。
やはりスライドは本物ほどのインパクトは無かった。
それにしても我が家は妻もオランダでリートフェルトの作品を体験しているのだなと、デ・スティルの展示部分で「赤と青のいす」を見ながら思った。
年末の建築視察旅行が我が家の最大のイベントだが、やはり価値がある旅行なのだと改めて思う。
去年はウィーンでセセッションの世紀末的な建築を体感してきた。
今年はプラハと考えているが、燃料サーチャージやら円安できびしいね。
でも行くと決めないと行けないのが旅なんだよね。
新津美術館を後にして、気持ちはすでにヨーロッパに飛んでいた。