洗濯物

洗濯物についてはこのブログで何回となく書いている。
大抵は裏の家の洗濯物についてだ。
うちのウッドデッキの南側には裏の家の庭が続くが、いつもそこに洗剤の宣伝のように洗濯物を干している。
天日に干すのは気持ちよいのだろう。
しかし、その庭はそのまま道路にも面しているため、我が家だけでなく通りを散歩する近隣の人たちの目線にも留まる。
それがシーツくらいならまだしも旦那の下着の果てまで干されると困ってしまう。
いい加減、嫌になったのでウッドデッキには可動式ルーバーを取り付け、いらない風景は切り取ってしまった。
そしたら今度は隣人の家の窓におばさんっぽいガードルが干され、それがリビングの窓から丸見えだ。
隣人にしてみると道路からは見えないし、おまけに自分たちのリビングからも見えない死角となっている。
裏の家も北側になるので風呂とかしかないので見えない。
見えるのは我が家のリビングだけだ。
人の家の洗濯物に文句は言えないが、新興住宅地の視覚的環境は劣悪だ。
洗濯物を家の外から見えないところで干すことはできないのだろうか?
そんな体験を繰り返し、おかげさまで私の設計する家にはちゃんと洗濯物を干す場所も考慮されるようになった。
自分の設計する家の分はよいが、その周りの環境までは何も出来ない。
自己防衛で周りの風景の切り取りを行うしかないのか?
家の中の設計ばかりではなく、外部の計画もきちんとたてなければならない。
全館暖房の住宅なら屋内に干しておいたほうが洗濯物は乾くが、そうでない家はせめて乾燥機を使ってください。
近隣住民の生活を覗く趣味は無いので、自分の下着を見える位置に干すのはやめてください。
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