パリで生活する

パリは過去数回滞在しているが、今回のようにレジデンス住まいは初めてだ。
キッチンが付いているというのはこんなに快適なものかと実感する。
昨日から天気も回復し、快適なパリの生活である。
昨日の午前中は近所のスーパーに買出しに出かけた。
酒やら食材をしこたま買い込む。
どうせ子連れでまともなレストランに入れないのだから、高級食材を家で楽しもうということで、エスカルゴ、フォアグラ、スモークサーモン、ステーキ肉、デザートのケーキを買い込む。酒はシャンパン、ボルドーのルージュ、ビールなど、チャイルドカーがすこぶる役に立った。
レジデンスのキッチンはオーブンも付いているので小さいながらに大抵の料理が可能となる。
昼飯を家で取り、エッフェル塔から凱旋門を歩く。
前回3時間待ちだったエッフェル塔は今回は数十分で上れた。
夜景も素敵だが、明るいうちに上ると街区が良く見える。
凱旋門は初めて登った。
ちょうどセレモニーが行われていて、子供連れや障害者用のリフトがあるのだが、そちらへ移動できず、セレモニーが終わるのを20分も待つのがイヤだったので、夏樹を抱いて狭い螺旋階段を登ったがかなり効いた。
凱旋門から見るシャンゼリゼのイルミネーションは格別だった。
下りは係員がリフトへ案内してくれた。
片言の日本語をしゃべる係員は親切だ。
ベルサイユもそうだが、子育て支援施策は本当に徹底している。
それにしても石の積層構造である凱旋門によくエレベーターが設置出来たものと感心した。
夕刻になり寒くなってきたのでレジデンスに戻る。
メトロのオペラ駅を出たら雨が降ってきた。
それほど雨にもたたかれずに家に戻ると夕食の支度。
食材がきちんとあるというのはなんとすばらしいことだろう。
まずはのどが渇いたのでビールを飲みながらオーブンでエスカルゴを焼く。
エスカルゴが出来たらシャンパンで乾杯。
その間にステーキを焼き、これまたボルドーのルージュで乾杯。
家で食べれば安いものだが、それでも120ユーロほど。
円が安いので2万円くらいかかる。
日本の国力の低下を海外で大いに痛感する。
みな、かなり酔っ払い風呂にも入らずに寝てしまった。
 
さて、今日も良い天気だ。
今日はちょっと郊外へ足を延ばし、コルビジェのサヴォア邸でも見てくることにしよう。
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