空中菜園-デッキを作る

カーポート屋根での野菜の栽培に確信が持てたので、いよいよ本格的に空中菜園化することにした。

付き合ってくれたのは２級建築士講座の教え子、阿部君だ。

若くてのりの良い阿部君は建築集団「杢昌」の跡取りで、自分でもＤ-Ｓｔｙｌｅという企画会社も始めた将来性のある男。

自給自足の家にも興味を持ってくれて、今回のわがままに付き合ってくれた。

メイキングはアルバムにアップしておいた。

朝から職人２人を引き連れ、３時にはデッキ工事を完了する。

月曜日には外階段の取り付け、その後、雨水利用のための貯水枡と雨どいの設置で工事は完了する。

彼らが帰った後でデッキに立つと、今までとは比較にならないほど広い空間が出来ていた。

作業性が格段に増したデッキには今まで置いておいたプランターを並べるとスカスカの状態だ。

ホームセンターに行き、プランターと土を買い込んできた。

作付面積は３倍に膨れ上がり、ますます自給自足が加速する。

太陽電池式の照明器具も買ってきたので、夜もきれいだろう。

今日はこれから町内の草刈りだ。

それが終わったら、さっそくプランターに買ってきた苗を植えつけることにしよう。

ところで、デッキから三条の花火が見えそうだ。

さすがに遠いので小さくしか見えないが、家から見れるのはうれしい。

コルビジェの空中庭園ならぬ２１世紀は空中菜園が宜しいようで。