昨日はまたしても母親を連れて「いい湯らてい」に行ってきた。
四十九日法要の予約の為だ。
パンフレットには10名以上の送迎は無料となっているが、我が家のは10名だけどうち子供は3人、電話で交渉するより直接行った方が早いということになって行って来た。
3時間、入泉料込み、浴衣込みで6100円、送迎つきなら市内の料亭でやるより気が利いている。
子供たちもお子様御膳2,000円と安い。
子供たちは夏休み最後だし、温泉で遊んだら良いだろう。
どうせ本家と我が家と弟家族だからねぇ。
引き物を含めても6万弱、お寺さんにお布施とお斎代を渡して計10万といったところだ。
葬儀以降、ぽちぽちと金がかかること。
四十九日法要の際、仏壇の開眼式も行うということでいろいろと調べてみた。
営業の人も何人か来ているようだが、基礎知識が無いので相場がわからない。
結論的に言えばビンキリだ。
幾らくらいが妥当なのかさっぱりわからない。
あまり安っぽいのはよろしくないだろうが、別に見栄を張るものでもない。
ためしにヤフオクを覗いてみたら、さすがです。
仏壇もオークションに出展されているのだ。
展示品だという金仏壇、漆手塗り仕上げという見た目にも豪華なのが破格値で出ていた。
同じ価格帯の新品は黒檀調とかのいわゆる塗装仕上げの安っぽいのしかない。
そこでプリントアウトして母に見せたら良いのではないかとの返事。
田舎の家にありそうな昔風の仏壇だが、それが味があって良いということで入札したら、みごと指値で落札した。
今朝、仏壇のHPをいろいろ眺めていたら、金仏壇は主に浄土真宗向けということが判った。
我が家は曹洞宗である。
禅宗である曹洞宗はあまり華美を好まない。
やばい!大きな過ちを犯したのか?
自分の選択を肯定化させるためにいろいろ調べてみる。
すると宮殿の形は宗派によって違いがあるが、別に金仏壇だからといって宗派を選ぶことは無いと判りホッとする。
あとは落札した仏壇が適合しているかどうかを調べなければいけない。
金仏壇そのものはその製作のために多くの職人を必要とする伝統工芸品ということ。
こうしているうちにメールが届いた。
やはり浄土真宗用だが、中に入れるご本尊を曹洞宗用にすれば問題ないという回答だ。
許せ 父よ。
そのうち本山である永平寺にでも母を連れ立って詫びに行くことにしよう。
あとは一周忌までに墓石ですか。
こちらはちょっと高そうだ。
猶予は一年。
じっくり出物を待つことにしよう。
さて、夏樹からうつされた結膜炎はようやく沈静化に向かいつつある。
そしたら今度は歯茎が腫れ始めてきた。
次から次へといったいどうしたことだ。