四十九日法要

父が死んで、早くも明日は四十九日法要だ。
仏壇も用意したし、いよいよ実家に設置された祭壇が取り払われ日常の日々が訪れる。
次は来年の一周忌までに墓を用意すればよい。
父が居なくなったのは悲しいが、ここ何年も続いた病院中心の生活が実家に移ったのは喜ばしい。
週に一度、実家で一緒に食事をしたり、たまに温泉に行ったり、花火を見に行ったり程度だが、病院の個室なんかより余程楽しい。
今晩も明日の打合せを兼ねて、実家での会食だ。
ところでお斎の席はいつも利用している「いい湯らてい」に任せた。
だって、どうせ身内だし、お寺様は次の席があるということでお斎の席には付けないということだ。
だったら礼服を脱ぎ捨てて、ゆっくり温泉にでも浸かってもらおう。
母もずっと父の看病ばかりしていたので外出することを結構喜んでくれる。
マイクロバスでの送迎もしてくれるし、入泉料込みでも街の料亭でやるのと遜色ない。
夏休みもいよいよ終わるということもあり、甥っ子たちも最後の思い出作りになるかもしれない。
ばたばたの一ヶ月だったが、これで一区切りである。
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