消雪 VS 利雪

週末はいつものように「いい湯らてい」
寒波も多少は緩んだとはいえ、さすがにお客の入りは少なかった。
おかげでのんびり過ごせました。
まあ、うちだって妻の実家が無ければ多分行きませんものね。
妻の実家は「いい湯らてい」のちょっと手前で右に折れるのですが、「いい湯らてい」のある八木鼻という絶壁の山までとは格段に雪の量が違います。
除雪車が通った後の道は雪の壁。
それでも妻の子供の頃は2mくらいが普通だったから、やっぱり暖冬だよねと軽く受け流すのがすごい。
下田の家はさすがに寒く、家の中で息が白くなるほどです。
実家の両親は除雪作業から帰ったばかりということで、室温は10度に満たないくらいです。
帰ってきたときは1度だったとか。
気密はおろか断熱もまったくされていない家はテントと同じか、広い分だけテントよりも劣悪な環境ですが、その分、薪ストーブの炎が暖かく感じられますね。
家では布団から抜け出て、ベッドのあちこちを移動しながら寝ている夏樹も、下田の家では湯たんぽの入った布団からはみ出ることなく寝相が良いです。
実家の両親は朝の3時からまた除雪作業に出かけたようでした。
8時過ぎに家に戻り、朝食を取った後は家の雪下ろしと、下に落ちた雪の除雪作業。
とにかく1日雪と格闘している感じです。
今はまだ良いけど、これから歳取ったらどうなるんだろう?
限界集落の一歩手前ですからね。
いつも冬の下田に来ると、この雪を利用できないものかと思います。
しかし、そんな話をしても下田に住んでいる当事者にとって雪は敵みたいなもので、消雪は考えても利雪にはなかなか想いが行かないようです。
今年も暖冬で利雪のことはすっかり忘れていましたが、雪があるうちに敷地の一角を借りて、簡単な雪室作ってみようかなと思いました。
何月ぐらいまで雪って取っておけるものなんでしょうね。
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