エスキスで2時間を切れない人へ 建築士フォーラム

おかげさまで全国から問い合わせの電話を頂いております。
ただ、新潟の田舎の私塾ですから、なかなか通ってもらうのは難しい。
WEB講義も順調に進んでいますが、最初はやっぱり面接講義じゃないとうまく伝わりません。ある程度、共有できた段階でのWEB講義は有効ですね。

せっかく問い合わせ頂いたの方には是非とも合格のお手伝いをしたいと考えます。
基本的にはマンツーマンの家庭教師スタイルですが、4人くらいの人がまとまってくれたら私が出向いて週末合宿形式で4コマくらいを行うというのもアリかなぁと思います。
遠方から一人ひとりが旅費と時間をかけて通ってもらうのも大変ですが、私一人の旅費を4人で割れば負担は1/4ですからね。
貴重な受験時間を割いて移動に使わなくても済みます。
私自身もちょっとしたプチ旅行が出来て楽しいかも。
土日の終日を使い徹底的にエスキスの意味を理解してもらえば、あとは個々に合わせたWEB講義で30分エスキスを習得できることでしょう。

ところでエスキスですが、きちんと理解できていますかね?
エスキスという言葉はフランス語で、下絵、スケッチなどと訳されますが、一級建築士設計製図試験においては設計という意味に捉えている人が大半なのでは無いでしょうか?

冷静に考えて6時間半の試験時間で設計、作図、文章題を行えるのでしょうか?
物理的な時間として作図に3時間、文章題に1時間、見直し30分をかけるとエスキスにのこされた時間は僅か2時間。
実際の業務を顧みても2,000㎡規模の建物の設計など、例え素案にしても難しいでしょうかね?

だから設計なんてしてはいけないのです。
設計製図試験という名前に惑わされてはいけない。
重要なのは問題文のポイントをつかんで 正しく理解することです。
そして問題文を読み終わるころには大まかなゾーン配分は出来ちゃっている。

これは競技設計ではなく試験なのです。
試験には実務とは違う独特の解法があります。

エスキスで2時間を切れない人は自分の頭で設計をしている人です。
建築士試験では設計するなと私は塾生に厳しく言い聞かせていますよ。

エスキスとは単純に問題文の内容を下書きするだけの作業なのです。

この目からウロコ的な講義を受けたい人は建築士フォーラムの門を叩いて下さい。
3時間作図が出来ている人なら、まだ可能性は十分あります。

 

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