窓を閉めて、カーテンを下ろしなさい

梅雨の中休みでしょうか、新潟地方はお天気が続いています。
それに伴い日中の気温も30度近くまで上がり、夏日です。
もし高気密・高断熱住宅にお住まいなら、朝起きたら窓を閉めてカーテンを下ろしましょう。
外気が最も下がるのは日の出前の5時くらい。
その後はどんどん上昇します。
起きる時間にもよりますが、7時前なら窓を一旦全開し、外の冷気を取り込んだら窓を閉め、カーテンをして日射を遮断してください。
普通の家なら温室のようになってしまいますが、きちんと断熱・気密処理されているのならクーラーボックのように冷気を保ってくれるでしょう。
実際、築15年の我家でさえ、外出先から戻るとエアコンを効かせているのかと思うほど涼しい状態を保っています。
ただ、涼しさというのはある程度身体に刺激がないと満足できないもの。
そこで扇風機を併用します。
間違っても窓を開けてアスファルトで焼けた外気を取り込まないように。
余程緑化されていたり、周りが田んぼでクーリング効果が期待できない限り、温風が吹き込んでくるだけでしょう。
家に入ったとき感動した涼しさはすぐに慣れて満足できなくなりますが、扇風機の風で復活します。
どんなに高性能を謳う住宅でも、エアコン無しに外気より冷やすことは難しい。
ならば一番冷えている時の外気を導入して、いかにその環境を保つかが重要なのです。
 
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