Androidスマホ LUMIX Phone を手にして1ヶ月が経過し、
私がモバイル端末で行いたいと思っていたことがほぼAndroidアプリで可能であることが検証できました。
無料のクラウドサービスにより、自宅のPCにデータを保存しなくてもネット上のサーバーに保存できますから、あとはそれらのデータを閲覧、加工が出来れば良い訳です。
一般的な書式であるOfficeやPDFは問題なく閲覧・加工が可能です。
ただ、設計事務所として図面の閲覧が出来ないのは辛いところでした。
仕方が無いのでCADデータをPDFに変換し、それを閲覧するという方法を取っていましたが、常に更新されるデータをいちいち変換してみるというのはとても煩わしい。
私が利用しているのはJWWという無料のCADソフトですが、とても単純で使いやすく、おそらく国内でもっとも普及しているソフトでしょう。
この生データをモバイル環境で確認したいというのは多くの設計者の願いだと思いますが、やはりそれを可能にしてくれる人は現れるんですね。
Androidはオープンソースということで誰でもアプリケーションの作成が可能です。
その分、悪意に使われるというリスクとまさに両刃の剣。
怪しいアプリはインストールしないということは基本ですが、こうしたニッチなアプリも出てくるというのが嬉しいですね。
そのアプリが
JwwViewer for Android
AndroidMarketからダウンロードできます。
データの保存はSDカードということですが、別にクラウドにアップしていたデータを開いても、その際、アプリケーションの選択画面でJwwViewerを選べば開いてくれました。
実際に試してみたら完璧ですね。
スマホの小さい画面が残念。
これは10インチくらいのタブレットで見たいなぁ。
これで簡単な手直しとかも出来たら最高なんですけどね。
まもなくiPad3も発表されますが、こうしたアプリがリリースされない限り、やはりAndroidタブレットを選ぶのでしょう。
MacPlusからMacユーザーだった私がジョブズの解任と共にWindowsへ移り、その後Macに戻れなかったように、iPhone3Gから始めたスマホですが、こちらもAndroidから戻れそうにありません。