Education としつけ

昨日、腰が痛くてソファーに横になりながら「秋田の子供はなぜ塾に行かずに成績がいいのか (講談社プラスアルファ新書)」を読みました。

内容的にはいかに子供達に対して学びの環境づくりをしてやれるかに尽きます。
そして教育というのは一方的に教えるのではなく、子供から発見を引き出すことだと。

この辺は以前紹介した新潟大学教育人間科学部附属長岡校園が編集した「科学をつくりあげる学びのデザイン―学びの壁を越える幼・小・中連携カリキュラム」にも同じような事が書いてありました。

考えてみるに教育(Education)の語源も
e・duce
〈潜在的能力・性能などを〉引き出す :プログレッシブ英和辞典より

から来ていますからね。
勉強もあれやれこれやれというのではダメだということですね。

そして家庭で大切なのは「しつけ」
早寝早起きはその象徴です。
「しつけ」も「仕付け糸」という言葉があるとおり、裁縫で新調の仕立てが狂わないように、糸で淵を縫っておくこと。
子供が誤った道を進まないように、親が一緒になって生活習慣を形成する。
やがて仕付け糸が外されるように、親のしつけは不要になり、子供達自身が考えて正しい行動を取れるようになるために。

浦野先生が言う、ちょっと前までの日本では当たり前の事。
でもそんな当たり前を見失ってもう第2世代まで来ちゃった。
負の連鎖をこの辺で止めておかないと、日本そのものが三流国になってしまいそうです。

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