家の衣替え-窓枠のペンキ塗り

立夏も過ぎ、いよいよ季節は初夏へと移りました。
冬の間、片付けておいた網戸もそろそろ引っ張り出す時期です。
でもその前にやらなければならないことがあります。
1年間風雪に曝された窓の清掃や窓枠のペンキ塗り。
こまめなメンテナンスは家への愛着もわくし、長命化のもっとも重要な要素です。
最近の日本人は忙しさにかまけてメンテナンスフリーを有り難がりますが、メンテナンスフリーというのは言い返せば素人ではメンテナンス出来ない。
つまり使い捨てということです。
住みながらにメンテナンスを重ねて、家の資産価値を高めるという欧米の思想とはまるで違う日本の不思議の一つです。
壊れるまで使って、汚れたり壊れたら新しいのに買い換える。
原発事故を経験した日本人はそろそろ、こういうところから考え方を改める必要があるような気がします。

ペンキは美しく魅せるというだけではなく、劣化を防ぐ皮膜の役割が大きい。
1年経つとあちらこちらのペンキが剥げてきます。

金曜日は天気が良かったのでホームセンターでペンキを購入。
半日かけてペンキ塗りを行いました。
家のメンテナンスというのは素人が出来ないといけないというのが当事務所の設計思想です。
そして細かいことは気にしない。
これでお金を稼ごうということでは無いのですから。
この辺の緩さがメンテナンスを続ける秘訣だと思います。
ペンキがはみ出たって気にしない。

GWシーズンはウッドデッキなど木部の塗装と窓枠の塗装、何年かに1度は屋根の塗装を自分で行います。
今回は窓枠の塗装で材料費1,500円。
ビールでも飲みながら休日にのんびりやったら良いよ。

色白は七難隠す。
我が家もまたべっぴんさんになりました。
陽が射すと眩しいばかりに光って、新築の家みたい。

次はいよいよ網戸の取り付けです。

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