原発推進派の人へ-脱原発でも貴方の利益は減らない

いよいよ東京電力福島第1原発から20キロ圏の警戒区域指定が行われました。
ネットメディアを見ていた人にしてみればやっとという感じですね。
未だ先が見えない放射能被害ですが、これだけの被災を受けても国の姿勢は安全な原子力発電の推進であり、それを支持する人はまだ国民の半分も居るのが現状です。

原発事故は怖いけど、電力不足を心配するとか、経済が停滞するというのが大多数で、原発は絶対安全と思っている人はさすがにここにきて少ないでしょう。
残念なことですが、先日行われた選挙でも原発を受け入れている地方で推進派の候補が勝利するというのが現実。
原発を受け入れたのは低迷する地方経済が原因であり、原発のおかげで経済が成り立っていると考える人が多いのでしょう。
もしそうなら朗報です。
原子力発電所を廃炉にするには10年くらいの時間が必要です。
しかもその間も今と同じようなメンテナンスをする必要がある。
単に発電しないだけで、人とお金は今と同じかそれ以上必要なのです。
原子力発電所が無くなるとお客が来なくなるなんて嘆いていた割烹料理屋の主人がTVに映っていましたが、そんなことはありません。
柏崎刈羽で言えば7基の原子力発電建屋がありますから、少なくとも30年やそこらは現状と変わらない経済活動が行われるでしょう。
その間、新たなニーズも生まれ、一層ビジネスチャンスは生まれるはず。
むしろ経済は活発化するのです。

利権に群がる先生方もここで脱原発を唱えれば株は一気に上昇します。
選挙も当確間違いなし。
しかも新たなエネルギー開発でちゃんと利権は貴方のものに。
早い者勝ちですよ。

原発反対派は感情論をなるべく隠し、合理的な解決方法を提案したほうが事は早く進むかもしれません。
どう考えたって日々放射能廃棄物を生み出すより、脱原発のほうが将来性が有望だもの。ここはひとつ推進派も反対派も合理的に考えよう。

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