牛野尾の朝

腰も良くなったので、久しぶりに週末は妻の実家へ。
三條新聞にあまりの豪雪で客の出足が激減と書かれていた「いい湯らてい」は記事の通り週末だというのに疎らな人の出でまるで貸風呂のようにゆったり過ごせました。
実際、道中の雪を見ると妻の実家があっても二の足を踏みたくなるような雪の壁ですものね。

妻の両親は連日の除雪作業にかりだされ疲れきった様子で、今日も3時位から出て行かれた様子です。
今朝の気温は‐5度。
冷えすぎるとかえって雪は降りません。
それでもさすがに下田の奥地。
車は雪から掘り出して、暖気運転をかけるのが当たり前。

もう、家は雪に埋まっている感じですよね。
今朝は青空が広がって気持ち良かったけど、吹雪いていたら見たくもない風景なんだろうな。

敷地内はとんでもないことになっていますが、道路はさすが。
近所のお年寄りが歩行車で歩けるほど路面は平らに削りとられていますが、そこを地吹雪を上げながら猛スピードで自動車が駆け抜けます。
誰が飛び出してきても不思議じゃない雪の壁の中をあのスピードが出せるというのは、もう雪に麻痺しているとしか思えない。
とても子供を遊ばせる環境ではありません。
歩いていたお婆ちゃんももう少しで巻き込まれる所だった。

三条の街の中から週末だけチョロっと来て、こんな青空を眺めているとキレイだなと思いますが、実際住んでいる人たちの心は殺伐としている。
会社の出社時間を考えたら30分以上は早く出ないと間に合わないだろうに、まず家の前の除雪から。
休みの日には屋根の雪下ろしをしないといけない。
みんな余裕がありません。
街もんは雪をキレイだと眺めに来るけど、早く春になって雪なんて消えて欲しい。
そんな感じなんでしょうかね。

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