飯後の茶事-初釜-

松の内最終日の昨日はお茶の稽古始めでした。
こんな時でもなければ着ない和服はやっぱり帯の締め方を忘れていて、兄弟弟子の呉服屋の若旦那から締めてもらいました。

その年の稽古初めを初釜と呼び、新年を祝います。
我が家のナンチャッテ初釜も楽しいですが、先生や稽古仲間と新年のあいさつをしながら和気あいあいと過ごす時間もまた愉し。
今回は「飯後の茶事」ということで懐石とは違う、ややカジュアルな茶会です。
懐石料理を頂く「正午の茶事」ほど厳格なしきたりは無く、亭主の趣き次第とのこと。

今回はお正月ということもあり、吸物、香の物、物相飯と言ってはややボリュームがありますが、お寿司、そしてお酒を頂きました。

でも皆は車で来たから飲めない。
私は送ってもらったので、一人でしっかり頂いて参りました。

その後、お正月の主菓子の定番「花びら餅」を頂いて、先生に点てて頂く濃茶、薄茶と続きます。

先生からお年始と共に昨年の月謝袋を頂きますが、
「これだけお金を使って稽古しているのですから、上手になってくださいね。」
とは耳が痛い...

出来の悪い弟子ですが、今年も宜しくお願いします。

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飯後の茶事-初釜- への3件のフィードバック

  1. pisakoro のコメント:

    初めまして。偶然に訪問させて頂き、初釜の様子を書かれている記事を見て、思わず懐かしくなり、読ませていただきました。
    と言っても、私の場合、学生時代に部活で三年ほど裏千家に通わせて頂いた程度なのですが….  凛とした、あの雰囲気と一期一会の心。とてもなつかしくなりました。
    また、こちらのブログに、お邪魔させていただけたらと思います。

    • forum11380770 のコメント:

      訪問ありがとうございました。
      せっかく日本に生まれたのですから、日本の文化や歳時記は大切にしたいと考えています。
      また、それが最近ではとても自然に思えて、むしろ何でもありの現代の生活に違和感を感じています。
      そんな徒然感じることを書いていますので、ぜひまた遊びに来て下さいね。

  2. pisakoro のコメント:

    こんばんは。またまた、やってまいりました。 さっそくコメントへのお返事、ありがとうございます♪ 
     まったく、そうですよねぇ。四季という日本ならではの季節の変化。そしてその節目節目の行事。大切にしていきたいものですよね。実は、長い事着ていませんが…..私も以前はよく着物を着てたんですよ。(一応、仕立てと着付けが出来るもので)
    着物にも季節がありますように、ほんと、日本人で良かったなぁと思います。

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