洗濯物の乾燥

梅雨どきとまだ本格的な暖房にならない今時分、洗濯物が乾かなくて困ります。
暖房が始まっちゃえば、室内の空気は乾燥し、洗濯物が加湿器の役割をしてくれますから、一日干しておけば乾いちゃうんですけどね。
暖房は日中の室温が21度を下回ると全館に廻したパネルヒーターに温水が流れる設定にしていますが、このところ日中は大体22度程度を保っています。
しかし、これでは洗濯物が乾燥するには不十分です。

子供が出来て一気に洗濯量が増えた我が家では毎日洗濯をしないと追っつきません。
このサイクルを保つには1日で洗濯物が乾燥する必要があるのです。
洗濯物は換気量が最も大きい浴室を乾燥室替わりに使っていますが、夕方になっても半乾きだとお風呂にも入れない。

そこでキャンプでも使った灯油ストーブを浴室で点けてみました。
最大でも0.218ℓ/hしか消費しない小さなストーブですが、1.25坪のユニットバスを暖めるには余りあります。
一応気密住宅なので、浴室のダブルハングの窓の上下を僅かに開け重力換気を確保し、半分以下に絞って使いましたが、これが効果テキメン。
洗濯物は気持ちよいくらいふわふわに乾くは、燃料も食わないわ。
1日10時間暖房しても半分も減っていない。
金額にして100円位のコストでしょうか?
コインランドリーよりもはるかにコストパフォーマンスが高いですね。

私の設計はシンプルですから、浴室乾燥機などという付加機能はマズ提案しません。暖房運転が始まれば換気量だけで乾燥室になってくれますからね。
それまでの繋ぎですが、使えるなぁ、灯油ストーブ。

おそらくは最も安いタイプのポータブルストーブで、もう20年位前に買ったもの。ずっと物置にしまっておいたのをキャンプの暖房に使えないかと引っ張り出し、分解掃除をして再生したのですが、キャンプには使えるは洗濯物の乾燥には使えるは、そのうち暖房が始まったら、今度は温室を暖めるのにも使ってみようかな?
ファンヒーターみたいに電気も必要ありませんし、シンプルなのが一番長く使えますね。
せっかく火を焚いているんだから、コトコトと煮物でもしようよと妻に言ったら、洗濯物に匂いがつくから絶対ダメ!と一喝されてしまいました。

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