情報提供・共有そして活用

福祉住環境ボランティア組織を作ったもっとも大きな理由は一人では出来ない事があるということ。
情報の提供も共有もそしてそれを活用する事も個人レベルでやっているうちは個人の知識の領域に留まりますが、それが複数になったとき大きな力を持つ事ができます。
情報の発信は一人の指導者だけが行うものではなく、会員全員が行うことが重要。
それには個々が活動しやすい環境をつくることが必要です。
私が会長を退いた際の新執行部による最初の役員会で組織作りを行いましたが、まるでお役所のような縦割りの組織。
こうした団体は縦割りのツリー型ではなく、有機的に繋がるスター形のほうが望ましいという私(顧問)の意見は聞いてもらえませんでした。
結果、上から指示が下りるツリー型の組織は、それでも執行部がきちんとやるべきこととその意義、その方法論を示してやれば何とかなったかもしれませんが、それも無かった為、単に下の委員会に丸投げした状態に。まさに放置状態で結局何一つ事業として成立していません。
現在は方向転換し、組織形状はそのまま、上から指示するのではなく、今度は下から沸きあがる声を聞くのだそうです。
会としての一本筋の通った目標を示すわけではなく、会員個々の努力により日々研鑽に励むというのが執行部の主張。
なんともあやふやで、つかみどころが無い。
今からでも遅くは無いから組織をスター型に換えるべきです。
現在ある委員会を役員会の下位組織にするのではなく、同等の権限と目指すべき明確な目標を与える。
個々の委員会はその成り立ちに応じた最高を目指してもらう。
そしてそれぞれが情報の提供・共有、活用を行う。
会員個々が自己研鑽に励むのはいちいち会の目標に掲げなくても当たり前であって、それは何よりも最高を目指すからだと思うのです。
今からでも遅くは無いけどなぁ。
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