たった、たった 歩いた!

私の息子はまもなく来月には1歳と3ヶ月
妻は育休を昨年の11月に終え、東京に逆単身赴任状態。
地元の保育園は乳児保育の空きがなく、私が4月まで育児をかってでた。
別に比較しても意味が無いけど、知り合いの赤ちゃんはパパ、ママと発したり、とことこと危なげに歩いているけど、息子は相変わらずパパとは呼んでくれず、パパパパパ...。
レッサーパンダの風太君よろしく、誇らしげに立ち上がるものの、周りを見渡すだけで一歩が出ない。
まあ、言葉を話せないで大人になったやつはいないし、歩けないで大人になったのもいない。
私の子供だから話し始めたらきっと弁は立つだろう。
冬季間は建築的には比較的暇な時期ではあるが、それでもいろいろと打合せやらで外に出なければならない。そんな時は実家にお願いすることになる。
両親も70歳での育児は結構辛いだろう。
それでもようやくできた内孫ということもあってかわいがってくれる。
先日はかわいがりすぎて抱っこしたら腰を痛めて医者がかりした。
子供の風邪がうつって、入院騒ぎもしたっけ。
私が面倒を見ているときは、午前中はいろいろ雑多なことをやっているので、子供の遊びにも付き合うけど、午後からはちょっと仕事に集中したくなると、おんぶなんかして寝かしこんでしまう。
しかし、実家に行くとかまいたくてしょうがない両親なものだから、息子も活動的らしい。
私はまだ息子の立った姿しか見てはいなかった。
得意げに立っている息子の姿がかわいくてしょうがない。
でも実家では数歩くらい歩いてみせるというのだ。
やっぱり私のかまってやっている時間が足りないのかなと反省した。
それが昨日、昼にちょっと寄ったとき、歩いたんだな-。
一歩や二歩じゃない、部屋の端からこたつのある中央まで10歩くらい。
親ばかだけどうれしいものだ。
慌てて携帯のムービー用意したけど、間に合いませんでした。
妻にも見せたかった。
10歩歩いて子供用の椅子につかまるの失敗してころんじゃった。
「やれやれ、歩くようになってこれから大変だ」という親の声も聞き流し、思わず抱きしめてしまった。
当たり前のことが出来るってすばらしい。
歩いただけでこれだけ感動するのだから、子育ては面白いものだ。
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