もう限界?

昨日は新潟で夜間講義があったので帰宅したのは12時近くだった。
今は隔週で夜間講義がある。
妻は平日は東京なので、そんな時は実家の両親に頼らざるを得ない。
夜間講義のある日は夏樹を両親に迎えに行ってもらって、そのまま泊まり、次の朝保育園に送ってもらう。そういう段取りだった。
昨日は昼から新潟で打合せもあったので、お昼の電車に飛び乗る予定だった。
しかし、昼近くに電話が来て、親父の具合が良くないと言う。
親父は若い頃結核を煩い、片肺の障害者だ。
それなのに最近までたばこを吸っていたので肺気腫一歩手前である。
酸素を取り入れられないので、運動が出来ない。
医者からはいよいよ携帯用の酸素をつけたらどうだと言われたそうだ。
具合が悪いので迎えにいけないと急に言われてもこちらも困ってしまう。
タクシーでも使って迎えに行ってくれと頼んだが、母親は父親を一人にして家を出れないと言う。
また、そんな様子では次の日の送りも出来ないだろう。
歳を取ってからの孫は大変だ。だたでさえ体力がついて行かないのに、病気がちだ。
いつもそうだが、母親は私が親なのだから親を当てにしないでちゃんと責任持って面倒を見ろと言う。
でも早朝保育も延長保育もお願いしているが、その程度では仕事が終わらない。
じゃあ、定時で終わる仕事をすればよいと言うが、そう簡単なことではない。
不毛なやり取りだ。
実のところ母親も精神的にも体力的にも限界なのだろう。
結局、午後からの打合せをキャンセルして、夕方私が迎えに行き、実家に預けてから車で新潟の学校へ向かった。帰りはまた実家によって夏樹をピックアップした。
いつもは9時過ぎに寝ているのにかわいそうなことだ。
風呂にも入れてやれない。
たしかに老年の親を当てにするのは間違っているのかもしれない。
仕事と子育ての両立は本当に難しい。
この国では大家族と専業主婦がシステムとして組み込まれているのではないかと思うほど、共働きへのサービスが乏しい。
ほとんどが単世帯、共働きであろうにこれでは少子化は仕方が無い。
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