ウッドデッキ10年ぶりに作り直します

我が家の南西にはリビングに続くウッドデッキがある。
これが天井まであるサッシのおかげでいい感じにリビングと一体感を持っている。
打合せに来るクライアントはこのデッキを見て、うちにも欲しいという人が多い。
また、夏の夕暮れ時はパソコンをデッキに持ち出して、ビールを飲みながら仕事したりするが、なじみの業者なんかは心得ていて、つまみ片手に打合せに来たりする。
そんな快適なウッドデッキであるが、さすがに10年も経つと痛みが激しい。
毎年GWには塗料を塗ったりするのだが、それでも水の溜まりやすいところが腐ってきた。
まあ、水害にもあったり、地震もあったから傷みはしょうがないかもしれない。
 
そこでGW前に友達の大工に手直ししてもらうことにした。
今朝から始めているが、床をはぐったら、末期がんの患者の腹を割いたようだ。
土台や大引から交換しなければいけない。
まあ、直すところはちゃんと直して、また快適な初夏の夕暮れを楽しむことにしようと思う。
 
ところでウッドデッキは大きな庭でもないと造れないのではないかと思う人が多いようだが、実は家の建て込んだ住宅地にこそお勧めである。
建物は建築協定や民法により境界線からの後退距離が定められているが、ウッドデッキはギリギリ境界まで作っても問題はない。
奥行きわずか2mから3m程度の狭い庭なら、いっそのことデッキにすると良い。
狭い庭がいきなり広い空間に変わる。
またデッキにあわせた木製の塀を建てれば、プライベートな屋外空間になるだろう。
どうせ、自分の家の大切な南側の庭の向こうは裏の家の北側で台所やトイレや風呂しかない。
決して見たい風景ではないだろう。
ならいっそのこと壁で閉じてしまおう。
だらだらと仕切りのない空間は距離感がなくなるから反対に狭く感じるものだ。
床をデッキで連続させ、塀で目線を止めてやると信じられないくらい広い空間が出来る。
うそだと思うなら、一度我が家に遊びに来てください。ビール持ってね。
 
カテゴリー: 建築 パーマリンク

ウッドデッキ10年ぶりに作り直します への1件のフィードバック

  1. Unknown のコメント:

    ビール&超ーーーーー→旨い焼酎(古丹波)持って遊びに行きまーす!
     
     

コメントを残す