漢の故事「君子行」の一節である。
君子は未然に防ぎ
嫌疑の間に処(お)らず
瓜田に履を納(い)れず
李下に冠を正さず
嫂叔は親授せず
長幼は肩を並べず
労謙にして其の柄を得
和光は甚だ独り難し
周公は白屋に下り
哺を吐きて餐に及ばず
一たび沐して三たび髪を握る
後世、聖賢と称せらる
今はどうかはわからないが、私が高校生の時(もう30年近く前)に学んだ一文である。
以来、自分が何かの代表を務めるときの座右の銘だ。
さすがに有名な一節なので解説はしない。
(判らない人は調べてください。勉強になります)
ネットワークの代表を交代するにあたり、再度読み直してみた。
実は昨晩、深夜まで役員会を行った。
ネットワークの新人事について「瓜田に履を納れず李下に冠を正さず」と苦言を呈してきたが、一晩開けてこうして読み直すと、自分自身にも後半部分考えなければならない事もあると改めて想った。
人間45になってもなかなか一人前になれないものです。反省。