昨日は妻とホンダへ行き、エディックスを試乗してきた。
ほんのちょっと走るつもりだったが、近くのダムへ行ったら友達にあい、いろいろ話しているうちに昼近くになってしまった。昼から実家の母を葬式に送らなければならない。また夏樹も保育園に迎えに行かなければならなかった。
ディーラーに務める親戚に電話したら、まあそのまま乗って用事をたしてから来てくださいと言ってもらえたので、ついでに昼飯を食べてからディーラーに戻る。
実に3時間ちょいの試乗となった。
おかげでいろいろ確かめることが出来た。
1.8ｍという横幅は最初は大きいなと感じたが、しばらく走っていたら別に気にならなくなった。
でも狭い道に入るとやっぱり端に寄るのは怖い。
まあ、借り物という意識も働いているしね。
対向車にも結構プレッシャーみたいである。外観的にも大きく見えるのだろう。
ダムの駐車場でいろいろシートアレンジを確かめてみる。
3人掛けの真ん中のシートを倒すと巨大なアームレストになる。
いろいろな人が隣の席が遠いとインプレッションしているが、あまり気にならなかった。
かえってゆったりしていて良い。
真ん中のシートを後ろにスライドしてチャイルドシートをつける。
ちょっと肩があたるが、可愛いわが子なら許せる。
真ん中のシートに大人が座る事態はなかなか起きそうにないから十分だ。
アームレストにせよチャイルドシートにせよ、真ん中の足元は空いた状態になるからここにクーラーボックスを置くと長距離ドライブには重宝しそうである。
後ろの席も真ん中はあまり座る機会はないだろう。
我が家的には夫婦と子供が前列で後ろに実家の両親の5名乗車が出来ればよい。
前列中央の子供のシートが後ろにスライドするから、後列の実家の両親からも相手をしてもらえる。
コミュニケーションビークルというキャッチコピーは正に的確である。
全員が座ってもおそらく荷物は十分なほどのラゲッジスペースも気に入った。
基本車体価格にわずか5万円ほどを追加するだけで30万相当のナビがついてしまうナビエディションはお買い得だ。ナビにそれほど興味は無かったが、後方視界が悪い車なのでバックモニターが無いと厳しいだろう。それを5万円で付けたと思っても良いくらいの価格設定である。
我が家のお出かけのいろんなパターンを想定してみたが、結構しっくりくる様だ。
ダムであった友人も先日トヨタのアベンシスワゴンを購入したばかりだが、彼の心に届くものは無かったようだった。反対に私も彼の車に対して心を動かされるものは何も無かった。
エディックスはかなりニッチ的な車なのだろう。
はまる人にははまるが、はまらない人には何も無い。
我が家の状況はぴったりとはまったようだった。
試乗を終え、ディーラーに向かうときには契約しようという気持ちがだいぶ固まっていた。
見積はいろいろ諦めてオプションを絞ったので210万円で提示されていた。
最初の提示はそんなものだろう。
まあ、メルセデスの下取りもあるし、アンダー200万でとりあえず決めて、あと20万上乗せして2リッターモデルにしようかと思っていた。
しかし、我が愛車の下取りが想像を裏切るほど低いものだった。
「左ハンドルならもう少し高く取れるのですが．．．」と言われても右を左にすることは出来ない。
スノータイヤも夏タイヤも新品を入れたばかりだ。
その元も取れない。
そんならメルセデスは乗り続けた方が良い。どうせ元が取れた車だし、あとは維持経費だけだ。
大きなトラブルでもあれば考えるが、乗れるうちは乗ることにしよう。
一方、エディックスもファミリーカーとしての面白さはある。
さっきまでこの夏の家族旅行の計画をこの車で思い描いていたのだ。
いろいろ交渉して200万まで落としたところでこのままの状態で車両を2リッターにしたらどうかと聞いたら24万円のアップだそうだ。
定価で23万のアップだから20万で手を打とうと考えていたが、取得税とか税金が上がってしまうので結局24万円なのだそうだ。
２リッターは扁平タイヤにアルミも履いてくるのでその分で10万円としてもお徳かなと思っていたのだが、ちょっと高いね。
1.7リッターの方が非力だが、日常の足ならこちらの方が燃費が良いと言われ2リッターはあきらめる。
まあ、これで飛ばそうとは考えていないから良いでしょう。
その代わりあと10万出すからエアロパーツとアルミをつけてよと交渉し、これで決定。
結局210万のままで落ち着いたが、10万円相当の備品を追加でつけてもらった。
同じ仕様をインターネットでホンダのＨＰにあるセルフ見積で出してみたら２４３万９５２８円と出た。
３４万の値引きということならまずは及第点でしょう。
７月中には納車とのこと。
メルセデスは結局そのまま乗り続け、１０月の車検の時にどうするか考えるということで、当面２人家族なのに車３台所有と相成りました。
