一級建築士はもういらない?

昨日、学校の講師顔合わせがあり新潟に行ってきた。
先週の日曜日に学科試験も終わり、今年も建築士を目指す人たちの暑い夏が始まる。
ところで、今年は異変があった。
学科試験が過去に無いほど難しく、例年通りの得点でみると合格者がほとんど居ないというのである。
また、昨年来の耐震強度偽装問題で構造の試験が特に難しく、足切されるボーダーを下回る受験者が多いのだという。
たとえ合計得点が良くても、一科目でも足切されると合格は出来ない。
昨年並みの受験者を見込んで講師をそろえた学校側も受験者が例年の半分も行かないという現状で頭を抱えている。
私の受け持ちは昨年設計製図で失敗した受験者だからそのままの人数がクラスに残るが、今年学科から上がる受験者の人数が皆目検討が付かないのである。
国はマジに建築士は要らないと考えているようだ。
それにしても一人の元建築士が起こした不祥事の波紋は大きい。
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