久しぶりに学生

昨日は一日、放送大学の集中面接授業を受けてきた。
大学が夏休み中の2日間を使って集中講義をし、それを受講してレポートを提出する事で2単位もらえるのだ。
大学から案内が届き、それを眺めていたら五十嵐由利子先生の名前を見つけた。
数年前まではよく様々なイベントでご一緒させていただいた先生だ。
懐かしさのあまり、受講する事にした。
講義の内容は「住居学」
先生のお話を最初に聞いたのはもう20年近く前になる。
建築系の講演会の多くはハード的な内容だったが、先生のはまったく違った。
生活者からの視点で建築を捉えた。
それは決して派手な話ではないが、当時の私には目からうろこの内容だった。
あまりにショックを受け、次の日に大学に電話しアポを取った。
最初は忙しいので20分くらいだったらと言われたが、話し始めたら結局数時間が過ぎていた。
当時、先生は教育学部助教授だったが、今では新潟大学副学長である。
 
昨日と今日の二日間講義を受講する事で単位取得となるのだが、残念ながら急遽、私にも授業の依頼が来てしまい、今日の講義は受講できない。
先生にその旨を伝えて詫びたら、先生の監修した本を頂き、その本の内容についてリポートをメールで良いから送ってくれたら単位をくれるそうだ。
ありがたい話だ。
さっそく、今日の電車の中で読ませていただく事としよう。
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