師走

早いもので今年も12月になってしまった。
先週の日曜日は福祉住環境コーディネーター検定が行われ、私が担当していた巻と新津の受講者が挑戦した。
翌月曜日は巻の学校で答えあわせを行い、見事受験者全員が合格点を確認できた。
火曜日は巻の学校の私が受け持った福祉住環境とCADの終了課題の発表を行った。
2ヶ月前にスタートした時は建築も知らない受講者たちが十分実用に耐えうる図面を描き、学んだ福祉住環境整備のテクニックを駆使して改修案をまとめあげた。
今年の受講者は本当にセンスが良かった。
先日講座のすべてを終了したと学校長からメールが届いたが、きっと自信を持って就職活動に励んでくれる事だろう。
どこかでいつか一緒に仕事が出来ると嬉しい。
 
さて、今年の講師の仕事は今月の12・13にユニゾンプラザで行われるケアマネ向け建築講座を残すばかりである。
ところが相変わらずレジュメなんか作っていない。
来週月曜日から1週間、家族で南仏とパリに行ってくるのだが、どこから聞きつけたか県社協の担当者から渡航前にレジュメを送って欲しいと切羽詰ったメールが入ってきた。
そりゃそうだ。帰国した次の日から2日間終日時差ぼけの頭で講義を行わなければならない。
行く前にすべての準備を終えなければ到底講座なんか成り立たないのだ。
ようやくスクールも終わり、今週中に仕上げなければとパソコンに向かったが、飛び入りの打合せやらいろいろ入ってくるものだからまとまらない。
時間だけがあっという間に過ぎていく。
まさに師走である。
今週は4日間で飛び込みの改修工事の提案をまとめ、来年着工の物件のプランを直し、来年着工予定の住宅の打合せをこなし、そして昨日期日の1日遅れで基本のレジュメを仕上げた。レジュメを手にした県社協の担当者はやれやれだが、講義で使う補助テキストやパワーポイントは実はまだ出来ていない。
この2日間でどこまでやれるかが勝負である。
でも明日は2歳になった息子夏樹君の保育園の発表会なんだよね。
渡航前にぼさぼさ頭もなんとかしたい。
実のところ、旅行の準備なんて何もやっていない。
ブログなんか書いている暇ないんだけど、このまま渡航するのもなんだから。
 
そうそう、来春刊行する「新潟県の建築家」の取材も年内にやんなきゃいけないんだ。
やっぱりパソコン持っていって、夜は仕事しなきゃだめかねぇ。
どうせ2歳児連れてレストランなんか入れないだろうしね。
スーパーで食材とワインを買い込んで、夜は静かにホテルに篭る事にしようか。
ああ、師走である。
 
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