我が家が吹っ飛んだ

やはり奥村杉キャンプ場は鬼門である。
夜半にがさがさと怪しげな音がしたと思ったら、次にガチャン!とけたたましい音がして外に出たらタープが吹っ飛んでいた。
エディックスに接続していたカーサイドリビングである。
桜の木に引っかかっていたが、引っかからなかったら今頃どこに吹っ飛んで言ったか解らない。
でも枝に引っかかり、カギ状に裂けてしまった。
 
今回のキャンプはいろいろと勉強になった。
まず、今回のは非常にタイトな予定だったので、とにかく忘れ物が多かった。
土曜日は午前中に夏樹は日舞のお稽古を済ませてから午後はプール。妻は午後から保育園の懇談会に出席のため、出発は3時過ぎという遅さである。
午前中に装備類は仕込んだが、食事関係は時間の無い中詰め込んだ。
はやり時間の無い中に作業をするとだめだ。
キャンプ用の食器や包丁類はそれようにセットしておくべきだろう。
また、ガイドブックに炊事場があるということで、水を余り持っていかなかったのだが、着いたらここの水は飲めませんとあり、困った。
洗うのは炊事場の水を使い、なんとか過ごせたが、もっと人数が多かったり、日数が多かったら間に合わなかっただろう。
それでも20年選手のコールマン2バーナーはかなりの威力を見せ付けてくれた。
先日のカセットコンロの比ではない。圧倒的な火力で料理の時間を短縮してくれた。
やはり燃料としてのガソリンは優秀である。
うちのコールマンはアンレディッド仕様でホワイトガソリンではなく自動車用のガソリンが使えるので燃料に困らない。
水害で流れた同じシリーズの2マントルのランタンが残念だ。
車でのキャンプなら、やはりコールマンのガソリンタイプは絶大な威力であると身にしみた。
インターネットで調べたら現在、アンレディッドシリーズは廃盤になっているようだ。
ヤフオクで検索したら、私が購入した当時のものが結構良い値段でオークションに出ている。
14年落ちで中古が8000円くらいだ。これくらい出したら他の新品も買える。
それくらい価値があるのだろう。
もっと調べていくと11,800円で未使用、新古品が出ていた。おまけに替えグローブなども付いていたから実質8,000円程度。
これなら許せると落札した。
ガソリンランタン復活である。
 
カーサイドリビングだが、やはり正規の取り付け方をしていないため、隙間が多い。
おまけに風向きを考慮しなかったため、夜の谷風がもろに吹き込み、カイトのように吹き飛んだのだ。
ペグも砂利だったので余り有効に効かなかった。
寝るときにリアハッチを閉めてしまったので、テントの張りもなくなり、ペグの役を果たさなかったのもいけない。
まったくなるべくしてなった事故であった。
我が家の破損は痛かったが、非常にためになるキャンプだった。
 
次回はランタンも復活するし、テントをリペアして万全で望みたい。
カテゴリー: エディックス旅仕様 パーマリンク

コメントを残す