NY原油 またしても最高値

世界的に経済が始動を始めたが、幸先の良い出だしとは行かないようだ。
石油はまたも最高値を更新し、それに依存した全ての業種を圧迫することとなった。
2月からの食品、日常品の価格アップは昨年末より報じられていたが、それに追随する業者が出ることは必須であろう。
1割から2割程度の物価上昇は覚悟しないといけない。
昨年末の欧州旅行ではユーロ高のため、その模擬体験のような状況になったが、本当に生活の幅を狭めることになる。
そんな状況の中、政府は増税議論をしているのだから、なんと国民の感覚からずれている事だろう。
景気がどうであろうと「そんなの関係ねぇ」という彼らの給与体系は見直すべきであろう。
さて、米国の経済見通しが暗いことからドルがどんどん安くなっている。
輸出産業は円高で一層苦戦を強いられることになるだろう。
相対的に円は高くなっているが、円自体の力が強くなっているわけではないので、単に売りにくくなっているということだ。
ドル建てで石油を購入すると若干補填されるかもしれないが、砂に水を撒くようなものだろう。
日本のマスコミはドル為替だけを報道するが何故だろう?
世界的に円もドルも負け組だ。
負け組の為替を比べあっても世界は見えない。
ユーロ、元、バーツくらいは普通に報道するべきであろう。
そうじゃないと相変わらず日本は経済大国であると錯覚するお間抜けな国民が増えてしまう。
もう日本は輸入に頼れる状況ではない。
いかに自国で自立した経済を持つかが重要なのだ。
食糧問題に関しても自給率向上は日本が生き残るためには必ず達成しなければならない問題だ。
わたしが唱えている「ちいき住宅工房」もちいきという経済圏で自立できる地産地消の家造りだが、今やその「ちいき住宅工房」の家は食糧問題までもその範疇に入れてしまった。
いつまで世界の中の日本という現実から目をそらし続けることが出来るのだろうか?
今年が限界のような気がする。
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