建築視察ツアー 概要決まる

依頼されていた建築視察のコーディネートだが、エアの安いGW前後を提案していたが、忙しくて人が集められないとのこと。
なら、いつが良いのと聞けば6月だそうだ。
6月といえばすでにトップシーズンに突入し、エア料金だって平日と休日前では倍も違ってくる激動のシーズンだ。
安い平日だって4月と比べたら5万円くらい高くなっちゃう。
単純に値段が高くなっても良いのなら簡単だが、参加する人にとってはそんなものではないだろう。
コーディネート料入れても20万前後じゃないと継続が難しい。
また、6月は私も授業が週一で夜間に入ってくるので、行けても最高6日となってしまう。

初回だから行けるだけで感動ですという事なので南ドイツ6日建築視察のプランを組みなおしてみた。
6日というのは現地では4泊、下手な組み方をすると実働3日くらいしか無い。
下手な組み方というのは飛行機の便の指定の仕方による。
帰りの便を午前便にでもしようものなら最後の1日はただ空港に居るだけとなる。
だから帰りの便は私はいつも最終便指定。これだけで1日滞在時間が稼げる。
また、国内移動や現地のホテルの場所も重要で、これを外すと視察時間が制限される可能性がある。
6月は太平洋高気圧が発生する時期のため、それにより到着が遅れる場合の対応も考える必要がある。

今回の旅行はシュトゥットガルトのヴァイセンホーフ・ジードルンク視察がメインデッシュだ。
コルビジェや当時の巨匠たちが設計した意欲的な住宅を1箇所で見て廻る事ができる。
また近くにはエコ建築も多く、建築屋にはたまらない聖地である。
ところがこんな街に観光ツアーはめったな事では入らない。
だから近く(そう近くではないが)のフランクフルト(マイン)かミュンヘンから移動となる。
先日もウィーン旅行でお世話になった旅行社に相談したら、直接シュトゥットガルトに入ることを提案してくれた。
これだけでも半日は稼げるし、国内移動もしなくて済む。
飛行機が遅れても大丈夫なように、シュトゥットガルトで2泊することにする。
これで1日はしっかりシュトゥットガルトの建築を楽しむ事ができるだろう。
2泊した次の日は朝からミュンヘンへ移動だ。
ICE(ドイツの新幹線)で2時間ほどの移動となり、午前中にはミュンヘンに入る。
ホテルは中央駅の近くなので荷物をホテルに預けたら後は自由行動だ。
天気が良ければ、フッセンまで足を延ばし、シンデレラ城のモデルになったノイシュバンシュタイン城も行けるだろう。
フッセンはオーストリアとの国境の町、ロマンチック街道の終点だが、こちらもこじんまりとして歩くには楽しいところだ。
夜にはミュンヘンに戻り、世界的に有名なビアホール ハーフブロイハウスで食事をしよう。
翌日は午後の便でパリに発つが、午前中で市街地は十分観光できる。
夕刻パリに到着し、ホテルはオペラ近くを指定。
当日は日曜日ということでどうせ店は何もやっていないので夜景だけ楽しみましょう。
最終日は23時の最終便なので、荷物をホテルに預け、1日パリ観光が楽しめる。
夕食を食べた後、ゆっくり空港に向かえば良いだろう。

6月5日(木)出発が最安値だ。
ドイツの新幹線まで入って23万でどうでしょう?
コーディネーター付くのに普通の全て自分でやらなきゃ行けない企画ツアーとそん色ない内容です。
6月のトップシーズンとしては安い部類の金額だ。
4月にやったらもう5万円くらいは安くなったのに。
でも初夏のヨーロッパなんて最高でしょう。
興味のある方はご一緒しませんか?
私の講義付きで決して損はさせませんから。

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