県内学生卒業設計コンクール JIA

先週土曜・日曜の2日間、長岡の県立近代美術館におきまして「県内学生卒業設計コンクール」が行われました。
 
 
県内建築系大学卒業設計の中から県内代表を選出し、全国大会へ送り込みます。
日曜日は公開審査。
 
学生一人ひとりが現役建築家に自分の作品を説明します。
 
 
熱を帯びた会場の審査風景。
去年は私も審査員の一人でした。
 
夕方は会場を長岡造形大学の学生食堂に移しての表彰式と懇親会。
 
 
今年の金賞を射止めたのは造形大学の佐藤舞さん。
「出雲崎、おもいのほか ー妻入りの町並みにおける縁側空間の提案ー」
金賞と学生が選らぶユース賞のダブル受賞となりました。
 
 
銀賞は同じく造形大の冨永貴大さん「建築のような樹木、樹木のような生物、生物のような建築」
銅賞は新潟大学 秋山祐亮さん「交錯トラペゾイド -都市と自然が近づく公園-」
特別賞として新潟職業能力開発短期大学校の酒井 涼 、前田千尋 、渡邊一成 、渡辺一範さんらによる「桂離宮の構法および構造性能に関する研究」
特別審査員の井口さんによる井口賞は新潟大学 加藤敦史さんの「襞の侵蝕-新潟市古町の空きビルを本棚化する提案- 」が受賞しました。
 
表彰式後は学生と建築家による対談
 
 
 
かなり荒削りで理論武装が怪しい作品も多いのですが、それが学生らしさなのかもしれません。
今年もいろいろ感じさせて頂きました。
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