きのこ狩り

昨日は近隣の山に精通している伯父にきのこ狩りに連れて行ってもらった。
きのこ狩りと言えば15年ほど前に私が取ってきたきのこで一家してきのこ中毒にかかり入院騒ぎを起こしたことがあり、我が家にとっての鬼門である。
そのときもきのこ名人と呼ばれる人に見てもらい、振り分けたのだが、もともと菌類は毒であり、その毒性は土質により変わるらしい。
私は加茂の山できのこを採ったが、その名人はいつも下田の山でしかきのこを採らないということで、下田では食用出来るきのこも加茂では食用出来るわけではないということを学んだ。
そのときは汚い話だが、上から下から出るものは全て出し切った。
なんだかんだで一週間程度休んだだろうか。
その年の県内でのきのこ中毒は恐らく私たち家族が一番だったと思われるが、宿直の先生が皮膚科の先生で、保健所への届出義務が判らなかったらしく、入院している最中にTVで他の人の中毒のニュースが流れた。
 
さて、そんな訳で私自身も自粛していたきのこ狩りだが、このところの自給自足マイブームに久しぶりに復活することにした。
今回は下田の山で楽しんだ。
今年は雨が少ないと言うことと、寒暖差があまりないということで、きのこの出は余りよくないということだったが、2時間ほど山を歩いて成果はご覧の通りである。
 
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まあまあでしょ。
その足で実家に行き、母に預けてきたので、今晩は実家できのこ汁を堪能しよう。
これで中毒になったら、金輪際きのこ狩りは封印することにします。
 
さて、今回歩いた山は何てことの無い、我が家の裏山のようなところだ。
もっと奥地へ入るのかと思ったが案外近くで採取できることがわかった。
それにしても普段は気にも留めなかった道だが、今回入ってみてこんなに身近に美しい自然があることを知った。
もう紅葉だからといって名所と言われるところに行く必要も無い。
昼食を食べようと連れて行ってもらった展望台が圧巻だった。
 
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NTTのアンテナ基地のために作られた道路を利用して車数台しか留められないような小さな公園があるのだが、そのパノラマは素晴らしかった。
新潟平野から下田の山々、遠くは八海山まで望める公園で夜を過ごしたら満点の星空も楽しめるのだろう。
また、春になったら桜もきれいなのだろうね。
こんな近くにこんな素晴らしいキャンプサイトを見つけたことも今回の収穫であった。
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