エコバック

夏樹の発表会の後、以前から妻が申し込んでいた日報エコライフセミナーに参加してきました。
朱鷺メッセのスノーホールでグラフィックデザイナーの青葉益輝氏による新聞エコバック作り教室とエコアートのワークショップの開催でした。
妻がTVで新聞エコバックを知り、このたび新聞でセミナーが開催されることを知り申し込んだのです。
 
汚れた街角や自然をそのまま表現するのはジャーナリズムの仕事、グラフィックデザイナーからのエコの提案は美しくないといけない、というのは共感できます。
エコライフはやはり楽しくないといけないと思います。
さて、古新聞で作るエコバックですが、簡単に作れるわりに丈夫です。
これなら野菜とかを入れたり、ゴミ袋に良いかもしれません。
しかし、これをバックとして持ち歩くのはかなり抵抗がありました。
いかにエコバックにアートしようが、英字新聞くらいならまだしも麻生政権支持率10%割れでは絵にならない。
せっかく新聞紙という命を与えられた紙なのだから、最期まで使い切ることが重要。
簡単に捨てるのは地球を捨てているのに等しいとは氏の弁ですが、総論賛成、各論?が実際の感想でしょうか?
同じような再利用で牛乳パックやペットボトルがありますが、あんなのいっぱい作ってもゴミになるだけで、あれを使っておしゃれにエコライフを楽しんでいる人は見たことがありません。
今回の新聞でつくるバックも一日で10個ぐらい作れる勘定になりますが、結局使い切れずにゴミが増え続けるだけのような気がしないでもありません。
むしろ圧縮してペーパーログでも作り、薪ストーブの燃料にしたほうが良いと思いますし、そもそも新聞紙そのものにも問題を感じてしまいます。
書籍と違い、情報伝達が目的だけの新聞紙は読まれた瞬間ゴミになってしまうもの。
新聞は情報を得た瞬間に無用になってしまうのです。
昔とは違い現代は情報の伝達は紙ではなくても十分出来ます。
今回のエコセミナーは新聞社が主催ですが、どうも日々ゴミになる新聞紙で利益を得ている会社の自己弁護に思えなくもありません。
まあ、どうせ捨てるのなら、使い切ってから捨てるのは大賛成。
紙袋なら焼却の際にも燃料になってくれますからね。
どうせ再生紙も怪しいところですから、新聞紙も袋としてもうひとはたらきしてもらってから燃料にするのも悪いことではないでしょう。
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