ご一緒にポテトはいかがですか?

今日からお隣の外壁補修工事が始まった。
我が家が出来たときにはすでに建っていたので築20年位か。
外壁を補修するには良い時期かもしれない。

我が家の屋根のペンキ塗りをしているときに時折観察するが、お隣の破風板と瓦の痛み具合は気になっていた。 それに比べて外壁はそれほど傷んでいる様子は無い。
昨晩、隣のご主人が工事の挨拶にやってきたので話をしたら、自分も破風板の塗装は気になっていたので工事店に話をしたら、どうせ足場も必要になるのでこの際外壁もやってはどうかと勧められたのだという。
以前にもこのブログに書いたとおり、塗装は保護材である。
確かに外壁も補修したほうが良いのだろう。

ところで業者にしてみると、「どうせ・・・だから一緒に・・・」というのはマクドナルドでハンバーガーを買った際に「ご一緒にポテトはいかがですか?」と売り子が声をかけるのに等しい。
それに乗っかってくれれば、 かける経費は一緒で売り上げは倍以上に増えてくれる嬉しい限りだろう。

日本人は自分でメンテナンスを行わない、世界的に見たらマイノリティな人種だ。
自分で行えば材料費くらいで済むものを、人にやらせてしまう。
足場が無ければメンテナンスも出来ない設計も頂けない。
どんなに外で稼いでも、所詮はこうしたことで散財する日本人はいつになったら生活自体を楽しめる国民に成れるのか。

まぁ停滞気味の経済がこうして廻るのだと言われれば反論することもないのかもしれません。
でも私なら他の所に使って経済を廻すだろうな。

今度マクドナルドへ行ったとき、「ご一緒にポテト」と言われたら、「フライドポテトは自分で作ります から結構。」とでも言ってみようか。

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