月曜日の朝は日本国中で空を見上げる人が多かったでしょう。
日本では25年ぶりとなる金環日食ですからね。
太平洋側の主要都市では見ることが出来たものの、残念ながら新潟県では部分日食となりました。
ちょうどこの日は前日に行われた授業参観の代休で夏樹の学校はお休み。
いつもなら登校時間の6時半からじっくりと観察することが出来ました。
どうせ天気も悪いだろうとタカをくくっていたので、観察用の日食グラスは準備していませんでした。
そこでネットで調べて作ったのがダンボールのピンホールカメラです。
太陽に向かう面に穴をあけ、アルミホイルを貼り付けたらアイスピックで穴を開ける。
反対側には光を投影する紙を貼り付けておしまい。
簡単ですね。
こんなんでも十分天体ショーを楽しむことは出来ました。
夏樹は時刻ごとに変わる太陽の形をスケッチし、その日の自宅学習のテーマにしたようです。
新潟県では最大の91%の食は7時34分。
ふと辺りを見渡すと、なんとも薄暗くなっていました。
気温も心なしか冷たくなったみたい。
太陽のエネルギーってすごいねぇと話しながらやがて天体ショーは終了。
6月6日には金星の日面通過もあるということなので、今回日食グラスを購入した人は捨てないで持っていたほうが良いかも。
美咲が生まれて1週間目は三条祭り、夏樹の遠足、授業参観とイベント盛りだくさんでしたが、日食をもってようやく静かな日常になるのかな?
次の日食が見られるのは18年後 北海道で、24年後には新潟でも観測できるとか。
美咲も17歳、23歳かぁ、どんな娘になっていることやら。