歴史に刻む

建築の仕事をやっていて楽しいのはなんと言っても自分の作品がかたちとして残る事ではないでしょうか?

そんな喜びを夏樹にもさせたくて、この昨日は先日お誘いいただいたKid’sの陶板アートに参加してきました。

今回は3回行われるイベントの初回です。

まずは陶芸家の高井先生による説明。

焼入れすると縮んじゃうので大きく造ることの他はとにかく自由にのびのびやれば宜しいとのこと。

魚の形が難しければ、手形を押して、それを魚にみたてても記念になる作品が出来ますよとアドバイスを受けました。

まずはとにかくやってみよう。

夏樹は事前に図鑑で調べ、自由帳にスケッチをしていきました。

陶板に薄く輪郭を描き、先生に手直ししてもらいます。

どうしても小さく描いてしまうので、そこを大きくしてもらいます。
また、小道具を使った様々な表現手法も教えてもらい、興味津々。

出来上がったのがこの作品。

トビウオだそうです。
水面を飛ぶ感じがダイナミックに表現されています。
私たちが途中、手を入れましたが、全然ダメ。
あまり写実的にやっちゃうと巧くいきません。
結局、ヒレの部分は夏樹の言うとおり、現実には無いような波模様にしたほうが躍動感が出ている。
大人は良く見せようという邪念が入ってダメです。

こうして一時間程度の製作を終えた作品は高井先生による焼きと着色を経て、7月半ばにはみなとトンネルの壁を飾ることになります。

夏樹の作品がトンネルのある限り、半永久的に残るわけです。

素晴らしいことだと思いませんか?

まだ4月22日・5月13日の2回行われますから、今からでも興味のある方は申し込んではいかがでしょう?
良い記念になりますよ。

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