今年の研修会

22日23日と南魚沼市におきまして「福祉用具・住宅改修研修会」を地域のケアマネ対象に行ってきました。
40人ちょっとの参加でしたが、丁度良いですね。
昨年までは新潟市のユニゾンプラザに全県からケアマネを集め、一回の研修会で90~120人を対象にしてきましたが、これではなかなか目が届きません。
そんな反省から今年は主催者側が現地に動こうということにして、県内4会場(うち2回はユニゾンですが)を設定いたしました。
地元での開催ということで、時間的な制約も少なくなり、ゆったりと研修できたのではなかったでしょうか?
この研修は県の広域支援事業として行っていますが、もうひとつには登録相談員による無料相談業務があります。
無料相談業務は私のような設計者やOT,PT、福祉用具専門相談員などのエキスパートが直接福祉住環境整備の相談に無料でのりますというものですが、いまいちケアマネさんに対しての認知度が低く、結果、ほとんど利用されていません。
せっかく相談員として登録しても仕事がありませんから、相談員自体のスキルも上がらない。
こうしたジレンマから、今回の研修会では相談員の参加も呼びかけ、ケアマネと一緒に福祉住環境整備のプランニング演習を行いました。
ケアマネにとっても、こうして相談者が各テーブルに付くことで、判らないことを判らないまま終わらせること無く、相談者の居るメリットを感じることが出来たと思いますし、相談者にとってもシュミレーションではありますが、ケアマネと一緒に作業するということを体験できて良かったのではないでしょうか。
研修会終了後に参加してくれた相談員に話を聞きましたが、平日2日間という拘束はかなり大変だったが、実際参加してよかったという声を聞くことが出来ました。
これをきっかけに相談業務が増えてくれたら良いのですがね。
毎月1回、後3回こうした研修会を行いたいと思います。
来月は上越市。
どこかの温泉にでも泊まっちゃおうかなぁ。
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