一級建築士への合格の近道

今年の忘年会もようやく昨日で一応の終わりを迎え、あとはクリスマスとか年末年始のファミリー的なものだけ。
その最後を締めくくったのは、かつて日建学院で担当し、みごと一級建築士に合格した教え子たちの押しかけ忘年会でした。
食材や飲み物を持ち寄りでのアットホームな飲み会。

こういうのが一番リラックス出来て良いですね。

今年は自分の事務所として私塾「建築士フォーラム」を立ち上げ、受講者の努力で合格率100%という結果を残すことが出来ましたが、その教え方を最初に確立したのが昨日遊びに来てくれた面々でした。

 大手の学校では教え方を統一する必要から、綿密にスケジュールが立てられており、講師はどちらかというとそのサポートをするだけ。しかも大教室で40人とか50人なんて個別に相手の力量に合わせるのは時間的にも厳しいのが現状でした。
しかし、講師を引き受けたからには受講者を合格させてやりたいと誰もが思うこと。
結果として基本の時間内では足らず、補習講義の時間を使って指導することになります。

そこで実験的に補習講義を講師独自のカリキュラムで運営させてもらったのが「建築士フォーラム」で行っている内容の原型でした。
昨日の彼らはその講義を聴いてくれたメンバー。
結果は見事合格ですが、補習講義を受講するのは一部の生徒だけだったので、補習を受けなかった受講者から不公平であるとクレームが付いてしまい禁止令が出てしまった。
残念でしたね。
合格させてやりたくて一生懸命にしたことが逆評価になってしまうなんて。

それでもそういうプライベート的な講義で一緒だった連中とはいつまでも仲が良いものです。
こうして集まって遊んでくれる。

大勢にあるレベルの高さを保った講義をするためにはビデオによる講義も有効なのでしょうが、やはり少人数でその人が何に悩んでいるかを考えながら、それに合わせた内容を講義するというのが確実であると今年の講義で改めて実感しました。

十人十色。
ぶつかる壁も様々です。
また一律の解法を説いても、彼らがどのように問題文を読み取っているのかはビデオでは一方通行過ぎて知る術も無い。
いつも言うように、建築士試験合格に必要なのは実は国語力だったりするのです。
そこをしっかり教えきれるのは完全個人指導に勝るものは無いと確信しました。

来年度は今回残念ながら合格出来なかった人向けに長期コースを組んでみたいと思います。課題発表前に徹底的に今年の欠点を潰す無いようです。
もちろん個人個人の力量に合わせたオーダーメイドカリキュラム。

年明けに募集を開始したいと思いますが、いかんせん完全個人指導のために受け入れが可能な人数が異常に少ないです。
興味のある人は早めにアポイント下さい。
先着順で受け入れたいと思います。

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