新潟市まちなか再生本部 アドバイザーに隈研吾氏

大和撤退など空洞化する新潟市中心市街地だが、市街地再生戦略会議ともいえる「まちなか再生本部」が結成され、そのメンバーが発表されました。
その中でも目玉は隈研吾氏のアドバイザー就任でしょう。
隈氏といえば、現在最も活躍する建築家の一人。
私も今年、氏の建築を見て周り、感動して帰ってきました。
実際、彼が携わった街づくりも視察しましたが、気になることが。
私自身がそうでしたが、けっしてその街を見に訪れているのではなく、隈研吾作品を見に行っているだけ。
それ以外、街に関する印象が残っていません。
街の再生に建築家の携わるところは大きいものと思いますが、大きすぎると単なる人寄せパンダになってしまう。
役所的にも有名人を引っ張ってくれば良い的な対処の仕方が気になります。
特に最近の新潟市はその傾向が強いです。
 
市の再生は内なる活力が出てこないとうまくいかない。
隈研吾氏はあくまでもアドバイザー。
依存度が高すぎると問題です。
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