入梅前の一仕事

気持ちの良い季節もあっという間で、まもなく日本を梅雨の雨雲が覆います。
その前にやっておきたかったのが屋根の塗装。
我が家もなんやかんやで築15年。
当時はガルバリウムなどという屋根材も一般的ではありませんでしたので、いわゆるトタン屋根です。
塗料が高耐久とはいえ、さすがに色は褪色し、そろそろ地板が見えてくるのではなかろうかと気になってはいました。
屋根材の浴びる紫外線の量は半端ではありませんし、風雨雪に痛められあまりに過酷な状況下にあります。
そこで重い腰を上げて塗装ということに。
プロの塗装屋さんに頼むのがベストかもしれませんが、プロに頼むと足場を組んでの作業になります。
プロとしては労働災害には気を使いますから当然のこと。
ところがこの足場だけで20万近くしちゃうでしょう。
総額にすると40万~50万。
もちろんクオリティは高いですよ。
でもそこまでかける気はありません。
3.5寸勾配(3.5/10)くらいまでなら屋根に乗ることは高所恐怖症でもなければ大したことはありません。
幸い我が家はメンテナンス用に設計した空中菜園とはしごが設置してある。
40万を稼ぎ出そうと思ったら大変ですからね。
私の微々たる日当(手弁当)で行うことにしました。
今回は材料費で5,000円。(プロと比べることがバカバカしい)

ペンキ塗りは窓枠で毎年行っていますから問題なし。
というか私の住宅のメンテナンスの基本にクオリティを求めないというのがあります。
別にそれでお金を稼ごうというのではありませんから、あまり細にこだわらなくても自分が納得すればOKです。
道具も刷毛一本。
効率なども無視してのんびり構えます。

毎日見ていると気にならない屋根。
ご近所を見渡しても同じくらい色は褪色してます。
それを昨日から始めて、大体1日半ですか。

まるで見違えますね。
確か新築当時はこんな感じだったかも。
一番怖いのは屋根の軒先ですね。
ここは慎重にいきましょう。
そこをクリアしちゃうとあとはひたすら塗るだけ。
そりゃエアガン使わないから刷毛の跡も付いちゃう。
ペンキの垂れた跡がみっともない。
プロが見たら笑うような雑仕事ですが、

別に近くによって見るわけでもなく、遠めに見たらそれなりですよね。
ホームセンターで一番安い塗料を買ったので、耐性はそんなに良くないかも。
でも2年くらいしたらまた塗れば良いでしょう。
塗っているついでに家の点検も出来ますから。
メンテナンスをきちんとすればどんな材料でも長く使えます。
いよいよ消費税を段階的に10%まで引き上げると政府が発表したことだし、家を自分でメンテナンスするということは庶民の増税へのささやかな抵抗になると思います。

さぁ、いつ入梅でも構わないよ。
あっ、その前にもうひとつやっておきたかったことがある。
それはまた後ほど...

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