ようやく取り付けたRO(逆浸透膜)浄水器ですが、実際のところどれくらい浄化してくれているのか気になります。
そこで簡易測定器を借りてきてチェックしてみました。
水質チェックの方法は幾つもあり、一つの方法だけで評価することは難しいのですが、とりあえずの指標になるのかなと思います。
今回はTDS(東京ディズニーシーでは無い:蒸発残留物)チェック。
Total Dissolved Solid の略。
一定量の水を0.45ミクロンフィルターでろ過し、40℃で蒸発させて残る不純物を定義したもので水に溶けている不純物の総量をppmで表します。
不純物の多くはイオンを帯びており、今回使用したテスターは電気伝導率を利用してその抵抗値を測る事でおおよその目安を示すもの。
ほとんどの農薬や洗剤、環境ホルモン等は電気を通さない為、このテスターでは計測出来ず、別の検査をしなければなりません。
まぁその辺はあくまでも目安ということで、濾過フィルターの性能に期待しましょう。
まずは普通の水道水を測ってみます。
37ppm
説明書を読むと20ppmまでが飲料用純水として認められ、40ppmまでは理想的な飲料水、200ppmまでは平均的な水道水500ppmが水道の限界とのこと。
そうすると三条の水道水はおいしい水ということになりますね。
まぁもともと三条の水は美味しいという話でしたからね。
素晴らしい。
続いて以前から付けてあったクリンスイ(中空糸膜浄水器)。
我が家のはビルトインタイプなので、蛇口レバーを清水のポジションにします。
31ppm
あんまり変わらないなぁ。
中空糸膜っていうのは水道管中のゴミを取る程度だというのはこういう事?
もっとも元々がきれいな水なので性能も発揮できないのかもしれませんね。
それにしてもちょっとガッカリ。
さてお待ちかねRO(逆浸透膜)浄水器。
接続後はタンクを3回フラッシング(入れ替え)しろと説明書には書いてありますが、すぐにキャンプへ出かけたのでまだ2回しかしていません。
だって満水になるのに6時間もかかるんだもの。
おおっ、3ppm
さすがに0には成らないのね。
それにしても劇的に浄化されています。
もうちょっと使い込むともっと数値が下がるのかなぁ?
また暫らくしたら調べることにしましょう。
とりあえず、現段階で92%程度の除去率ということでしょうか?
元々きれいな水の92%だからまぁ良いか。
そうそう、TDSですが、蒸発した後の残留物ってあるじゃないですか。
ということは蒸発した水、つまり蒸留水って純水って事ですよね。
気になって調べてみました。
そしたらやっぱりある。
蒸留水器 台湾メガホーム社製 MH943シリーズ 「水瓶座の雫」 スチール・ボディ(白)新型ポリ容器
蒸留水器!
しかも2万5千円は案外安いじゃない。
これだと100%ピュアな純水が作れるらしい。
4リットルの水を作るのに6時間通電しなければならない。
580w×6h=3480wh(約80円)
電気代もこれくらいだし、工事も要らない。
夜寝るときにセットしたら朝4リッターの純水が出来ているなら良いかもしれませんね。
これも一つの選択肢かもしれません。
因みに今回使用したテスター 妻の実家から借りてきました。
先日RO浄水器と共に購入したもの。
埼玉に住む義妹が持ってきた水道水は300ppm超でした。
さすがに不味かった。
都会の人は大変だぁ。
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