大人の階段

夏樹の保育園で子供たちの間で気になる話題の一つに歯の生え変わりがあります。
早い子では乳歯が取れて永久歯になっている子も居る。
そんな中で虫歯こそ一つも無く、検診でも褒められますが、なかなか夏樹の永久歯は顔を見せません。
歯が無いお友達がなにやら大人に見えるらしく、自分はどうして歯がグラグラしないのだろうと気にしていたんですね。
それがここ1週間位から下の前歯がぐらつき始めた。
いよいよ自分も大人の仲間入りとニコニコしながらぐらつく歯を見せて回ります。
その乳歯が痛みも伴わずポロっと落ちてくれればベストなのですが、これがまたしぶとい。
妻が確認するともう下からは永久歯が顔を出しています。
このまま乳歯が取れずに永久歯が育ったら歯並びが悪くなるのではと妻は心配になります。
「そのうち取れるよ」と大様に構える私に、「歯の矯正っていくら掛かると思うの!」。
えっ、歯の矯正って保険効かないんだ。
それに矯正している子って大変そう。
私も心配になり、友人の歯科医に電話。
「まぁ心配なら抜いちゃったほうが良いかもね。」と言うので、今日の午前中に連れて行きました。

何だか抜くには勿体ないような歯ですが、夏樹はちょっと嬉しそう。
でも、歯科って怖そうな器材が多いです。
麻酔が出てきたあたりでちょっとビビる。

夏樹は怖いのを我慢しているけど、見ている方も怖い。
でも抜歯はあっという間に終わります。

処置は全然痛くなかったけど、麻酔で歯茎と唇のビリビリ、そして止血用に噛んでいる脱脂綿が変な味で何とも複雑な気分の夏樹。

でも口をゆすいで、元気を取り戻す。
鏡を見て、歯の抜けた間抜けな顔にご満悦な様子。
会う人、会う人に抜けた歯を見せまくりです。
こうやって一歩一歩大人の階段を登んだね。

お願いだから、変なところで踏み外さないでね。

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