子供達にネットのリスクを伝えるには

昨日は総務省 信越総合通信局による電気通信サービスのモニター会議に出席してきました。
ネットや携帯電話のトラブルは後を断ちません。
我が家の夏樹もこの春から電車通学が始まるということで携帯を持たせる事にしました。
小学生から携帯を持たせるという事については様々な意見があると思いますが、学校に確認したところ、遠距離通学者については届け出をするということで緊急連絡用の携帯電話を許可するとのこと。
雪国で公共交通機関が止まったりする現実から我が家としては持たせる事にした次第です。

さて、様々なトラブルについて総務省でもいろいろな対策は取っているようですが、説明を聞いていてもあまり効果が無さそう。
トラブルの内容によって所轄する官庁が違うため、折角 消費者庁を設けてもそこからたらいまわしにされるのが現状です。
結局、自己防衛が一番確実ということですね。

事例から見ても、最近は無料と謳ったゲームサイト関連が急速に増えています。そこに登録してから出会い系のメールがやたら入るとか、無料と書いてあるのに高額なお金を請求されたというもの。
最近のTVCMでも流れているのはパチンコか携帯ゲームと嘆かわしい。
でもTV局に取って大事なスポンサー企業ということでしょうか、こうしたトラブルを大きく取り上げて報道するところは殆どありませんね。

昨日は夏樹の通うスイミング教室でしたが、それを見学する親の何割かは子供ではなく携帯を見入っている。大体メールかゲームに興じているようです。
親がこの状態では、やがて子供がそれを追随することは明らか。

「子ども達に伝えるためにネットのリスクを知る、大人の講座」

昨日の会議で紹介された「e-ネットキャラバン」はなかなか良さそうなのでご紹介いたします。
講師が無料で出前講座を行うというもの。
ところが新潟県内には殆ど実績がない。
なんと勿体ないことでしょう。
総務省としては地方公共団体及び教育委員会へパンフレットの送付をしているとのことですが、参加した人からは「初めて知った」という意見ばかり。
結局、本当に必要な末端には行き届かない。
これに限ったことではありません。
先日まで関わっていた福祉用具・住宅改修の無料相談だってあれだけパンフレットにお金をかけているのに、受講者は初めて見たという。
行政の作成する書類って殆どお金を使うだけで期待する効果は上がっていませんね。

せっかく無料で利用できる講座です。
利用してはいかがでしょうか?

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