嬉しいこと 悲しいこと

楽しかった香港旅行もすでに先週の話となり、いよいよ今年も終わりに近づいてきました。
今日からいよいよ新潟県も雪ということで、今にも降りそうなどんよりとした天気。
こんな天気だと憂鬱になります。
 
先週の水曜日、成田空港に着き、税関も通り過ぎたところで母に無事帰ってきたことを電話しました。
その際、母から告げられたのが「癌の転移」という辛い報告でした。
今年春の手術から半年後の検診で、リンパ節にちいさな影が見られたものの、血液検査では異常が見られず、その3ヵ月後(私達が出発する前の週)にCT検査を行いました。
その結果がちょうど私達の帰国の日で、病院から戻ったばかりのところで私たちからの電話という状況でした。
詳しいことは電話で全てを知ることは出来ませんでしたが、とにかくリンパ節への転移が認められ、週末から抗がん剤治療が始まるとのことでした。
翌日、おみやげを置きに実家を訪ね、今後の事を聞いたところ、隔週で週末病院に3日入院し、抗がん剤を点滴で投与されるということ。
抗がん剤は強烈なので2週間と言うインターバルが必要なのだそうです。
入院しない週も確認のために通院とのことですから、しばらくそうした送り迎えをしてやりたいと思います。
この日曜日に主治医の話を聞いてきましたが、転移はとても残念な結果であること。抗がん剤の効果は人それぞれなので何とも言えないということ。他の臓器に転移したら厳しいと言うことです。
だた、余命幾らという状況でもなく、とにかく今までどおりの生活をしてくださいと言われました。
特に生活を抑制しなくても十分体力はありますから、元気なうちに親孝行しておきなさいと言うことです。
心配なのは副作用。
これも人それぞれということですが、点滴の液が漏れて皮膚についただけで炎症を起こすような強烈な薬を血管に入れるわけですから、副作用が出ないわけありません。
とにかく癌は冷やすのが良くないと言うことで、暖かく生活できるように服や帽子、手袋などを買ってやりました。
日曜日は退院した足でいい湯らていへ。
たっぷり身体を暖めてきましたよ。
 
さて、嬉しかったことと言うと、夏樹が保育園に戻り最初の日。
お便り帳に挟まっていたのが「おめでとうございます!!「第45回 新潟県中越教育美術展」入選のお知らせ」という紙。
見ると夏樹が年中さんとしては最上位の銅賞を受賞しているじゃないですか。
賞には縁の遠かった夏樹がいよいよ才能を開花し始めた...?
入院していた母も喜んでくれました。
長岡市立中央図書館の2階で美術展をやっているというので、それではと土曜日行って来ました。
幼稚園・保育園の部を一生懸命探しますが、夏樹の絵が無い!
よくよく見ると特別賞・特選賞だけの展示なんですね。
特別賞・特選賞・金賞・銀賞・佳作ですから、なかなか展示してもらうまでには長い道のりのようです。
でも頑張ったからえらいえらい。
 
嬉しいこと 悲しいこと いろいろあった週末でした。
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