お金教育

最近、夏樹がはまっているのがガチャガチャです。
200円入れるとカプセルに入ったおもちゃが出てくるというもの。
中には本当にしょうもないおもちゃが入っているだけですが、何が出てくるか判らないと言うドキドキ感がたまらないみたいです。
 
 
香港に行ってもガチャガチャ見つけると、飛んでいってこの有様。
私達 親は買ってやることはありませんから、夏樹が狙うのがおばあちゃん。
いい湯らていに一緒に行くと、いつの間にかゲームコーナーに連れて行って、ガチャガチャさせてもらっているようです。
最初の頃はお金を入れてもらっていたようですが、最近はお金を入れるとガチャガチャが出来るということを知ったようで、直接おばあちゃんにお金を頂戴と言い始めました。
これはちょっと問題でもあり、夏樹が成長した証でもあります。
ポジティブに考え、この辺できちんとお金教育をしたほうが良さそうです。
そこで夏樹にサイフを買ってやりました。
そしてお金は頂戴ではなくて、お手伝いをしたり良い子にしていたときに貰えるものだと教えます。
ガチャガチャは1回200円程度ですから、サイフには3回分600円だけ入れておくことにし、それ以上のお金は大好きな電車のオジサンから貰った山手線貯金箱に入れるルールを作りました。
だから夏樹がぶら下げているサイフには600円だけ。
あとは使い方です。
ガチャガチャは200円だけど、貯めるともっと良いものが買えるよと一生懸命刷り込んでいます。
 
それが昨日のこと。
夏樹をピックアップし、妻を迎えにミスドの前を通りかかったところで「ドーナッツ食べたいな」と言います。
ちょうどセール中だったので、「夏樹のサイフで6個もドーナッツ買えるよ」と教えたところ、「買いたいな」と言いますので、ガチャガチャよりもお金の使い方としては良いかと思い店内へ。
夏樹は5つ選んで、サイフからお金を出しました。
買い物の良い勉強ですね。
母の癌の転移が見つかって以来、母の様子伺いを兼ねて妻とは私の実家で待ち合わせしていました。
実家に着くと夏樹は買ったドーナッツを持って家の中に。
「皆で一緒に食べよう」と言う夏樹に、今日は夏樹のおごりだよと私が補足説明。
「あらあらせっかくの小遣いが無くなっちゃったね」と母。
すると夏樹が「おばあちゃんが喜んでくれるから良いよね」だって。
いやぁ 良いこと言うなぁ。
感動したおばあちゃんからまた200円小遣い貰って、偉かったので夏樹の出した500円を私が補填してやって、結局200円稼いじゃった。
家に戻り、ルール通り貯金箱に200円入れて夏樹のサイフには600円。
貯めることも使うこともしっかり教えてやりたいと思います。
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