一級建築士設計製図試験合格率80%

昨日はUIA（世界建築家会議）東京大会のJIA関東甲信越支部会議が行われたため終日東京でした。
奇しくもこの日は一級建築士設計製図試験の合格発表日。
先日の夏樹のお受験じゃないですが、自分の試験ではないけど、自分の関わっている人の合格発表って何だかドキドキします。
出発前に（財）建築技術教育普及センターのHPを確認しましたが、その段階ではまだ発表になっておらず、今朝ほど確認したところです。

私のクラスは10名の小さなものでしたが、名前を確認していくと８人見つけることができました。
全国の合格率が今回の設計製図試験のみでみると41.2%ということですから、ほぼ倍近い合格者を出せたということですね。
まずは講師としての使命は果たせたかな？
今回の課題は美術館でしたが、建築設計としては王道というか、基本の基本と言えるでしょう。
課題は毎回変わっても、しっかり基礎的な部分を押さえておけば十分合格出来た筈。

一次の学科も含めた合格率は10.3%と狭き門、しかも去年よりも厳しいものとなっています。
合格した人にはこんな狭き門を潜り抜けたのですから、今度は現場でその力を発揮してください。

今回残念ながら合格させてやれなかった二人も多分ボーダーだったのではないかな？
もしよければ来年も私の講義に参加してください。
また一緒に頑張りましょう。

来年受験を考えている皆さん。
先輩方に続き「力を尽くして狭き門より入れ！」（『ルカ伝』第13章第24節）