ソフトバンク携帯がひかり電話の子機になる！

先週、ひかり電話の番号を一つ増やしてFAX専用としましたが、実はそれと同時に電話環境をいろいろといじっていたのです。

我が家のメイン回線はNTTの「ひかり電話」ですが、それとは別にソフトバンクのIP電話「BBフォン」があります。
ソフトバンク携帯と同時利用でホワイトコール24というサービスが提供され、家の電話と登録されたソフトバンク携帯の通話が24時間無料というものですが、イマイチ使い切れませんでした。というのも別に家の電話に掛けなくても妻の電話に掛ければホワイト家族24で無料だから。
BBフォンとの通話も無料ですが、これがまた通話先が少ない。
おまけにBBフォンから他社携帯への通話料がひかり電話のそれよりも高いんです。
結局、家から電話をかけるときはひかり電話回線を利用するし、かかってくるのも殆どひかり電話回線で、良いとこ無しのBBフォンだったのです。
…先週までは。

しかし家に２つ回線があり、しかも一つは携帯と無料でつながるって何か出来そう。
「ひかり電話回線」で家に着信したのを「BBフォン回線」を使って外線転送で携帯に受ける。これが出来たら携帯は家電の子機になりますよね。
しかも一般的な転送は転送分の通話料が発生しますが、ホワイトコール利用で無料。
これを出来る電話機は無いものかと探す訳ですが、残念ながら一般的な電話機で２回線収容っていうのは無いんですね。
出来るのは会社に入っているようなビジネスフォンです。
ところがビジネスフォンって尋常じゃない値段。

こんなときのヤフオクと調べてみたらありました。
中古のビジネスフォン。
ところが調べていくと、電話機だけ購入しても設定するのに工事が必要ということが解りました。
ビジネスフォンって大抵のことは出来ちゃうんだけど、すべてプログラミングや主装置内の配線が必要なのです。
これをなかなか素人では出来そうにありません。
今回は出展者さんと再三のメールのやりとりで行いました。

それでも今回掛かった費用は４万円（設定工事込み）とかなり高額な電話機の購入ですが、それでできるようになったことは、

①家に掛かってきた電話（ひかり）を無料で携帯まで自動転送する。

②携帯から家の電話経由で外線に電話をかける。

まさに携帯が家の電話機の子機となったわけです。
ソフトバンク携帯やBBフォンへは直接携帯からかけて無料。
それ以外の固定電話へは８円/３分、携帯へは16円/分。

SOHOをやられている方にはかなり有効なんじゃないかな？
主回線とIPの２回線を持っている家庭だって、インターネット回線使っていれば普通ですよね。
「中古ビジネスフォン利用で携帯電話を子機代わりに使う」
「新・森の生活」プロジェクトのクライアントには今後提案していくことにしましょう。
中古電話といってもこの不景気のおかげで数年落ちのほぼ新品です。
新築の際には検討する価値、十分ありと思います。

詳しくは「新・森の生活」HPでそのうちに解説したいと思います。