当事務所にはFAXがありません。
事務所でFAXが無いなんて、世間的には考えられないことらしいのですが事実です。
正確に言えば、以前はインターネットFAXというのを利用していました。
私が利用していたのはD-FAXというサービス。
登録すると専用のFAX番号がもらえ、FAXが入るとそれをメールに画像として添付してくれるという便利なサービスです。
ただ、与えられる局番が020から始まるむかし流行ったポケベルの番号のため、IP電話回線に繋がれたFAX機からは発信出来ないのと、3カ月利用が無いと勝手に解約されちゃうこと。
私の場合、解約されちゃった訳ですが、それだけ利用頻度が低かったということなんですよね。
解約されないためにはオプションで1,050円支払うと大丈夫との事。
月額100円しない維持費ですから、十分安いですよね。
それほど利用頻度が少ないFAXではありますが、何でFAX無いのかと言われる事が多々あります。「メールに添付してよ」とお願いしても、最近はセキュリティの関係で会社からのメールが規制されている所が多いのだとか。
そこで再びアナログが復権する訳ですね。
そこで今回導入したのは「ひかり電話」の付加サービス、「マイナンバー」と「Faxお知らせメール」の併用利用。
「マイナンバー」でファックス専用の番号を取得し、そこに着信したFAXをメールで送ってもらう仕組みです。
FAX機を置く必要も無く、着信音も鳴りません。
事務所的には今までと何ら変わりは無いのですが、以前のようにFAXが入ったときはメールで送られてきます。
各々のサービスが月額105円(税込)ですから、合わせて210円。
以前のようにD-FAXのほうが安かったのですが、ひかり電話の付加サービスなら回線が限定されないということと、FAX通信料が安いということ。
そして一番大きいのはNTTのサービスなので電話帳への掲載がされるという事ですね。電話帳は最近あまり見ませんが、電話帳登録されるといろんな媒体にも掲載されていきますから。
このサービスは「ひかり電話」限定ですが、年間経費2,520円ならまあ、良いとしましょう。FAX機を買うわけでもありませんしね。付加サービスを行うには初回だけ工事費が別途2,700円かかります。
FAXを送信するのはどうするかって?
PCのモデムに新しい番号の電話線をつなげて、FAXアプリから送信します。
完全、ペーパーレスの環境ですよ。
弊社HPに番号を掲載しましたので、関係各位はどうぞ登録してご利用くださいね。