ビールの仕込み(一次醗酵まで)もう少し詳しく

どうせだから仕込み風景をデジカメで撮ってみました。
 
まず最初にやる事は使う容器の消毒。
 
 
最初の頃はアルコールで消毒していましたが、最後は熱湯で洗い流さなければならない。
だったら最初から熱湯消毒のほうが簡単です。
ということで、
 
 
大きななべでお湯を沸かします。このときついでにモルト缶も暖めると良いでしょう。
モルトが結構かたくて出しにくいのですが、こうして暖めると楽です。
 
 
今回使うのがオーストアリアのCoopersというメーカーのモルト缶 ピルスナーです。一缶2,200円位ですが、たまにセールをやってくれるので、そのとき1年分買い込みます。
 
 
砂糖も準備。200g使います。
砂糖も何でも良いのですが、素材感が欲しくて三温糖。
 
 
熱湯消毒の済んだ容器にボトル詰め用のコックを取り付け、砂糖とモルトを入れます。
モルトは最後まで出てくれませんが、もったいないので、最後は缶に熱湯を注ぎ、溶かして入れてやります。
 
 
熱湯を入れ、砂糖とモルトを十分溶かしてやってから水を加えていきます。
醗酵には21度~27度くらいが適温とされていますので、水と熱湯で温度調節をしながら22リッターにしてやります。
ちなみに今回は湧き水を使えなかったので、我が家の浄水器の水。
わざわざお金を出してミネラルウォーターまでおごる必要は無いでしょう。
 
 
適温、適量になったところでモルト缶についてきたイーストを投入。
この後、「美味しくなーれ」と呪文を唱えながら40回ほど攪拌してやりましょう。
 
 
最後に容器の密閉蓋を閉じ、エアロックを取り付けて封水してやるとお仕舞い。
簡単でしょ?
所要時間は1時間も掛かりません。
あとは酵母にお任せで、彼らが働いているとエアロックからこぽっ、こぽっとガスの抜ける音がし始めます。
この音がいかにも生きているなぁと感じさせてくれる。
一週間、キッチンの片隅でしっかりビールを造ってくれるのです。
 
実はこの容器、醸造用のシステムですから、ビールだけではなく、日本酒(どぶろく)だってワインだって造れちゃう。
いっぱい遊べて面白いですよ。
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