楽しかった父子家庭

桃の節句の3日から妻が研修の為、長野へ出張しています。
その間は私と夏樹だけの期間限定の父子家庭。
夏樹と二人きりの環境は実は4年前、夏樹が1歳の時にありました。
当時、妻は東京の本社勤務の単身赴任だったため、1歳の誕生日になるまでは育児休暇を取り、その後東京に戻ったのです。
1歳といえばまだまだ赤ちゃん。
そんな夏樹と私の今思えば怖いもの知らずの体験でした。
週末になると戻ってきた妻は1週間分のおかずを作り冷凍、私たちはそれで食いつなぐという生活です。
もっとも夏樹はまだまだ離乳食でしたけどね。
考えてみると二人きりはそれっきり。
保育園に入れてもらえるまでの3ヶ月ぐらいは現場や打ち合わせにまで連れて歩いたというすごい状況でした。
あの頃、私の実家は父が入院、母がその付き添いでとても夏樹を見てもらえる環境ではなかったんです。
熱を出したときもちっちゃな手で私の手を握り締める...男なのに母性が目覚め必死で看病しましたね。
 
今回の父子家庭ですが、夏樹もすっかりお兄さんになってしまい、自分で何でもやっちゃう。
手がかからなくてありがたいですが、もう少し頼ってよ!という感じもして複雑です。
それでも夜、寝るときはやはり母親が居ない事がさびしいようで、ちょっとだけぐずったりしていました。
(むしろ母親の方が夏樹と離れて涙していたようですが)
私は夏樹との生活は結構楽しく、男所帯で夕食の支度(妻の作っていったのを温めるだけですが)をしたり楽しかった。
2日分つないでと言われた食材を1日で食い上げ、おかずも無いので2日目はいい湯らていも行きました。
今回は実家の母を連れて行ったので、二人きりではなく、夏樹はゲームをさせてくれるおばあちゃんにべったり。
これも要領がよくなったというか、大人になったというか...ちゃくちゃくと親離れしてますね。
でもベッドに入るとまるで二人でキャンプをしているみたいです。
もう少し大きくなったら、本当に二人でキャンプしてみたいと思いました。
 
そんな2日間を過ごし、もう3日目の夜ですが、夕食はすでに済ませました。
食べるものが無いので悲しい事にチキンナゲットを温めたものと夏樹はご飯にごま塩、私は納豆と朝食みたいな夕食。
先ほど妻からメールが入り、もうすぐ帰るよ!
やっとまともな食生活に戻れる!
うれしいけど、ちょっと残念。
夏樹と二人の生活もまもなく終わろうとしています。
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